科学・政策と社会ニュースクリップ

科学政策や科学コミュニケーション等の情報をクリップしていきます。

行政刷新会議

3月15日まで

http://www.cao.go.jp/gyouseisasshin/index.html●規制仕分け http://www.shiwake.go.jp/

事業再仕分け、文科省VS仕分け人再び

事業仕分け詳細と評価結果 - 11月18日 木曜日 再仕分け (4日目)11月18日の事業再仕分けは、文部科学省の事業が取り上げられ、以下のような結果になった。 事業名 結果 A-23: 宇宙関係事業 (1)国際宇宙ステーション開発に必要な経費((独)宇宙航空研究開…

事業仕分け第2弾をどうみるか

事業仕分け第2弾、前半戦が終わった。研究開発法人が取り上げられ、どうなるかと思ったが、前回ほどのセンセーションは呼び起こさなかったように思う。仕分け人サイドも私達も、仕分けとは何かについて知識と経験を蓄積したからかもしれない。ともあれ、まず…

事業仕分け第2弾、4月26日

4月26日の事業仕分け、理研、JST、JSPS(日本学術振興会)、JAXA等の事業が俎上に載せられた。行政刷新会議事業仕分け詳細と結果速報 - 2010年04月26日 理化学研究所 (文部科学省) [1]新たな研究領域を開拓し科学技術に飛躍的進歩をもたらす先端的融合研究の…

事業仕分け第2弾、みえてきた

行政刷新会議のホームページがリニューアルされ、仕分け第2段の概要もようやく見えてきた。上記ページの事業仕分け第2弾前半の開催について (一般の方へ)によると、日時と場所は以下の通り。 1.開催日 平成22年4月23日(金)、26日(月)、27日(火)、28日(水)(注…

「仕分け人」とシンポジウムに出席

以下のシンポジウムにパネリストとして登壇することになった。東京財団 公開シンポジウム「日本に科学技術政策はあるのか」 近年、日本の科学技術関連予算は、増加の一途をたどっています。平成13年度以降、毎年4兆円台で推移しており、その4分の1を占める科…

事業仕分け第二弾どうなる?

行政刷新会議、事業仕分け第二弾が行われる。事業仕分け(平成22年4〜5月) http://www.cao.go.jp/sasshin/shiwake1004/shiryo.html今回は独立行政法人が仕分け対象になるようだが、研究開発に関する22法人も対象となっている。仕分け人に黒田玲子東大大学…

お任せ科学技術政策を超えて

岩波書店の雑誌科学が、科学技術政策・議論の広場という特設ページを開設している。先日まで原稿を募集していたので、私も投稿した。昨日その投稿が掲載された。「お任せ科学・技術政策を超えて」 という文章だ。内容は、メディカルバイオ誌に書いたものと同…

問題は何も解決していな

今日、別々の方から同じ内容のことを言われた。成長戦略や平成22年度の予算で、なんだかんだ言って科学技術が重視されていることが示されて、科学コミュニティが安堵してしまっているのではないか、事業仕分けが過去のものになっているのではないか、と。 そ…

文科省予算案 事業仕分けと意見の反映

文科省より以下の文章が発表された。おもに若手研究者等に関連の深い事業のみピックアップしてご紹介させていただく。全てはご紹介できないので、各自ご参照されたい。 平成22年度文部科学省 予算主要事項 (PDF:343KB) 事業仕分けに関しお寄せいただいた御…

岩波「科学」が科学技術政策の特設ページを開設

岩波書店の「科学」が、科学技術政策に関する意見募集をはじめた。科学技術政策・議論の広場 原稿緊急募集中 運営:雑誌『科学』編集部以下のようなテーマに関し、意見を募集するという。テーマ1:私が考える新・科学技術戦略本部の構想 テーマ2:私ならば競…

メディカルバイオの記事

12月21日発売のオーム社メディカルバイオ誌1月号に記事を書いた。 事業仕分けの衝撃!─行政刷新会議「事業仕分け」が科学者コミュニティにもたらしたもの やや科学コミュニティには厳し目の内容になったかもしれない。言いたかったのは、政権交代により、お…

若手、女性研究者に関する緊急要望

研究者ネットワーク準備MLにて、以下の要望書を作成し、政府関係者に手渡した。一部抜粋し、掲載する。若手研究者を救うために研究費そのものを残せ、という主張とはことなり、事業仕分けの意義を認めつつも、首切という緊急事態を避けなければならないと思…

中川文部科学副大臣、特別研究員支援制度を存続したいと述べる

中川副大臣記者会見録(平成21年12月16日)会見の後半部、22分20秒付近から、特別研究員制度についてふれている。以下。文章の大部分を起こしてくださったHさんに感謝。 それから、この事業仕分けに関してちょっとみなさんにあえて説明をするというか、…

21の若手の会の声明

21もの若手の会が、共同声明を出した。21の若手の会による共同声明 ―知の継承と未来への投資―若手研究者が動いたことに敬意を表したい。この21の会で、重複も含め会員数は1500名にのぼるという。一方で、twitter上では 「若手」と自称することで排他的にな…

スパコン残ってあとは…

危惧した事態だ。次世代スパコン開発の予算認める 40億円減の227億円 文科省が、開発期間を予定より長くし、全国のスパコンとのネットワーク化を進めるとの見直し案を提示。菅氏や藤井裕久財務相、仙谷由人行政刷新担当相が了承した。ただし、227億…

「科学・高等教育の予算充実のための懇談会」

日本共産党より、以下の会のご案内をいただいたので、ご紹介する。申し込みはこちらまで。 「科学・高等教育の予算充実のための懇談会」ご参加のお願い科学、技術の発展と高等教育の充実のための皆様の日頃のご尽力に心から敬意を表します。年末ご多忙の折、…

毎日新聞コラム 元村さんの記事

発信箱:頭としっぽ=元村有希子(科学環境部)先日の討論会と私の発言が取り上げられている。twitter上で、やや批判的なコメントが相次いだが、元村さんは科学のどれが頭がどちらで、尻尾がどちら、という意味のことを言ったのではなく、本質ではない部分と…

変わる科学界

朝日新聞の記事。「仕分け受け、科学界に新たな動き」。仕分けを受けた研究者の反応をレポートしている。私たちが開催した「ノーベル賞受賞者じゃない研究者の緊急討論会」についても触れられている。記事にもあるように、今回の仕分けを受けた研究者の反応…

希望の成長戦略を

行政刷新会議の事業仕分けも含め、今研究現場にあるのは、言いようのない閉塞感だ。ポスドク問題をはじめとする博士の困難な状況は、若い世代を科学研究から遠ざけているように見える。実際年々博士課程進学者は減少している。ロールモデルとなるはずの大学…

若手を救い、若手を力とするために

「若手切り」という状況が起ころうとしているなか、少しだけ希望が見えてきた。若手、外国人研究者支援てこ入れ 科学技術予算で首相表明 http://svr.sanyo.oni.co.jp/news_k/news/d/2009120901000957/ 政府の総合科学技術会議が9日、首相官邸で開かれ、議長…

分子生物学会のアンケート全文

科学技術予算に関する緊急フォーラム「事業仕分けから日本の未来の科学を考える」― 全アンケート記録 ―平成21年12月たった4日で集められたという。研究者の生の声。

メディアに取り上げられた

12月5日の「ポスドクフォーラム」はしんぶん赤旗に、12月6日のノーベル賞受賞者じゃない研究者の緊急討論会は毎日新聞に取り上げられた。なお12月9日付の朝日新聞にも私の発言などが取り上げられるとの連絡をいただいた。 ポスドク支援拡充を 東京で集会 予…

12月6日(日)討論会のお知らせ(会場変更あり)

参加申し込みいったん締め切りました。多数のご参加申し込みありがとうございました。ご希望に添えないかもしれませんが、わずかに席に余裕がありますので、いまから参加希望の方はenodon+net@gmail.comまでお問い合わせください。 以下の要領で討論会を開催…

討論会御礼

ノーベル賞受賞者じゃない研究者の討論会、無事終了しました。大変活発な議論が交わされました。ご参加の皆様に心より御礼申し上げます。以下に、twitterでの中継をまとめました。 http://togetter.com/li/1485緊急を要する事態であるので、早急に組織、ネッ…

国家公務員労働組合主催のポスドクフォーラム

2009年12月5日(土)、国家公務員労働組合ほか主催の「ポスドクフォーラム」に出席した。 非常勤講師の問題(大学非常勤講師の実態と声 2007)の発表もあり、また、真剣な議論が行われて、大変充実した会だった。労働組合の会だが、国民がどう見るかを意識し…

枝野議員語る

「事業仕分け長の枝野自身が語る事業仕分けについての解説」という企画があった。その内容を文字に起こされた方がいらっしゃる。その努力に敬意を評し、感謝したい。枝野議員の事業仕分けと予算編成のオープンミーティングの文字起こしをしました科学技術予…

Nature誌の事業仕分け関連日本語訳公開

Natureのページに12月3日 Nature News:日本での科学技術予算削減の提言に激しい抗議の声 12月1日 Nature News:日本の科学者、政府の科学技術予算削減への抗議に結集 12月1日 Editorial:民主的誤謬 11月26日 Nature News:大きく切り込まれた日本の科学技術予…

自ら仕分けを行ったら

研究者ネットワーク設立のための立ち上がったメーリングリストで、「研究者自らが仕分けを行ったらどうだろう」という声が高まり、今twitter上で議論が始まっている。#selfshiwakeで議論が始まっている。研究者の自律の動きとして、注目したい。

市民参加型手法としての仕分け

私は、事業仕分けは、近年各国で取り入れられている、市民参加型の政策決定手法の一つだと考える。この流れは今後も続くだろう。そう考えると、事業仕分けをどう改善したらよいか、と考えるのも重要だと思う。以下、私の改善案 仕分け人の人選 仕分け人の人…