2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧
報道はやや沈静化した感はありますが、STAP細胞の実在についてはさらに疑問が深まりつつあります。●小保方晴子のSTAP細胞論文の疑惑 http://stapcells.blogspot.jp/●研究論文(STAP細胞)に関する情報等について http://www.riken.jp/pr/topics/2014/2014032…
STAP細胞関連は別項にまとめています。今週のニュースピックアップです。★日本学術会議 提言「我が国の研究者主導臨床試験に係る問題点と今後の対応策」 http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-22-t140327.pdf★第5回高血圧症治療薬の臨床研究事案に…
STAP細胞騒動のさなか、大きなニュースが入ってきました。1966年に一家4人を殺害したとして死刑判決が確定した袴田巌さん(78)の再審が決定し、釈放されたというニュースです。 私は、袴田さんの釈放がこの時期になったことに、何らかの意味があるのでは…
2014年3月28日付の日経新聞によると、STAP細胞の問題を受けて、文部科学省は大学院生に対する倫理教育を充実させることを決めたそうです。研究者・学生に倫理教育 文科省が義務化、STAP問題受け 研究論文の不正に絡む問題では、論文が正しいかどうかを審…
STAP細胞事件は、STAP細胞の存在に疑問が呈される事態になっています。理研からの公式発表がない段階では、ニュース以上のことは論じられないので、ここでは述べません。 理研の調査がどうなろうとも、今回の事件で明らかになった問題があります。それは、博…
小保方博士への厳しいバッシングは続いていますが、やや収まりつつあるようにも感じます。しかし、この問題の全容は明らかになっていません。なぜこんなことが起きたのか。★論文、医療機構が検証 STAP細胞問題踏まえ http://www.nikkei.com/article/DGXN…
STAP細胞関連は別項にまとめています。★女性研究者の支援拡充盛る 科技白書骨子案 「理研の反省」求める声 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140319/stt14031923090012-n1.htm6月に出ます。それまでにSTAP細胞事件の全容は明らかになっているでしょ…
横山 雅俊(NPO 法人市民科学研究室・理事) CQD01677@nifty.ne.jpAAAS 年会に行ってきました(その3) 先般のメールマガジン(サイコムニュース '14 年 1/27 付号)で述べた通り、さ る 2/13〜17 にわたって米国シカゴで開催された全米科学振興協会(AAAS…
STAP細胞をめぐる諸問題のなかで、批判を浴びているのが、最初の発表の際の広報です。 リケジョ、割烹着やムーミン、指輪や「デート」…「女子」を強調し、小保方博士にスポットライトを浴びせた広報の仕方は、盗用、剽窃が明らかになる前から疑問視されてき…
先日私は、小保方博士に対する、人権侵害を含めた過度なバッシングはやめるべきだと書きました(STAP細胞論文撤回へ〜事実と過度な個人攻撃は分けるべき)。このため、小保方博士を擁護するのか、という批判もいただきました。 懸念していたとおり、週刊誌や…
東日本大震災から3周年、科学技術と社会のあり方をあらためて考えるべき時ではありましたが、STAP細胞の事件にかき消されてしまいました。STAP細胞の事件で、日本の科学者への信頼が揺らぐ、という声がありますが、すでに3年前から揺らぎ続け、今回の件はダ…
横山 雅俊(NPO 法人市民科学研究室・理事) CQD01677@nifty.ne.jpAAAS 年会に行ってきました(その2) 先般のメールマガジン(サイコムニュース '14 年 1/27 付号)で述べた通り、さ る 2/13〜17 にわたって米国シカゴで開催された全米科学振興協会(AAAS…
新聞の一面を飾り、一般の人にまで広く知られてしまったニュース。あらためてニュースピックアップするまでもないのですが…私もブログでいくつか記事を書き、大きな反響をいただきました。STAP細胞事件は博士号の価値を暴落させる http://d.hatena.ne.jp/sci…
いろいろな論点がある今回の問題ですが、深刻なのが、博士号とは何なのか、何をあらわしているのか、意味があるのか、という部分に疑問が呈されてしまったことです。博士号なんて、コピペで取れるんだ、誰もチェックしないんだ…多くの人達がそう思ったことと…
昨日の記事は多数のアクセスを頂きました。私が言いたかったのは、決して小保方博士(もう博士でなくなるかもしれませんが)の擁護ではありません。人格攻撃やプライベート攻撃で問題は解決しないし、やってはいけないということです。大げさに聞こえるかも…
昨日メールマガジンを発行した後、大きなニュースが入ってきました。NatureのSTAP細胞論文の共著者である若山照彦山梨大教授が、論文の撤回を呼びかけたというのです。STAP細胞「確信なくなった」 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140310/t1001586808…
報道内容の賛否は抜きに、内外の反応やブログなどを情報収集しました。STAP細胞問題は、もはや小保方博士の処分の問題に移ると思いますが、小保方切りで理研は乗り切るつもりなのでしょうか。共著者の責任は?若い研究者を捏造の常習犯にさせたのは誰?捏造…
東日本大震災から3年。被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。 科学技術や研究者、科学コミュニケーターのあり方が厳しく問われた3年。震災の反省を生かしているのか、問いなおす必要があるように思…
横山 雅俊(NPO 法人市民科学研究室・理事) CQD01677@nifty.ne.jp 先般のメールマガジン(サイコムニュース '14 年 1/27 付号) http://d.hatena.ne.jp/scicom/20140127/p1 で述べた通り、さる 2/13〜17 にわたって米国シカゴで開催された全米科学振興協会…
報道内容の賛否は抜きに、内外の反応やブログなどを情報収集しました。●小保方晴子のSTAP細胞論文の疑惑: まとめ:不適切なデータ処理・加工・流用、文章剽窃 http://stapcells.blogspot.jp/2014/02/blog-post_20.html●STAP論文に相次ぐ疑問 うっかり?…
去る2月28日に、FIRSTシンポジウム「最先端研究開発支援プログラムFIRSTシンポジウム「科学技術が拓く2030年」へのシナリオにパネリストとして参加いたしました。私は若手研究者のキャリア問題について、社会の視点から発表させていただきました。 140228 fi…