岩波書店の「科学」が、科学技術政策に関する意見募集をはじめた。
科学技術政策・議論の広場 原稿緊急募集中 運営:雑誌『科学』編集部
以下のようなテーマに関し、意見を募集するという。
テーマ1:私が考える新・科学技術戦略本部の構想
テーマ2:私ならば競争的資金の枠組みをこう変える
テーマ3:創造性を支える基盤的研究費のあり方とは
テーマ4:大学における“経営”とは何だろうか
テーマ5:博士が社会で活躍できる仕組み
このページ開設に際し、村上陽一郎氏がメッセージをよせている。
今回の事態から研究者が学ぶべき事は、科学研究は善だから、研究のためには社会は黙って無限の投資をすべきだ、という夜郎自大な考えを捨てることである。予算は税金から成り立ち、その源である国民こそが、主権者であることを、更めて肝に銘じるべき。
との手厳しい意見も。
また、これと同時に11月号の緊急企画 新政権へ科学者からのメッセージも記事が公開されて読めるようになっている。