事業仕分け詳細と評価結果 - 11月18日 木曜日 再仕分け (4日目)
11月18日の事業再仕分けは、文部科学省の事業が取り上げられ、以下のような結果になった。
事業名 結果 A-23: 宇宙関係事業 (1)国際宇宙ステーション開発に必要な経費((独)宇宙航空研究開発機構)(2)地球観測衛星の開発に必要な経費((独)宇宙航空研究開発機構)(3)(独)宇宙航空研究開発機構運営費交付金(4)(独)宇宙航空研究開発機構施設整備に必要な経費 (制度) 見直しを行う (予算)予算要求の縮減(1割程度) * * A-24: 競争的資金 (制度) 見直しを行う (予算)予算要求の縮減(1割程度) * * A-25: 大学関係事業(その1) (1)グローバルCOEプログラム 事業仕分け第1弾の評価結果(予算要求の縮減(1/3程度の縮減)が反映されていない。) 事業仕分け第1弾の評価結果の確実な実施 (2)博士課程教育リーディングプログラム 見直しを要する * * A-27: 大学関係事業(その3) (1)国際化拠点整備事業 一旦廃止し、組み立てなおす (2)大学の世界展開力強化事業 見直しを要する
競争的資金、グローバルCOEの縮減が、予算の効率的な使い方に結びつくのか、それとも、昨年懸念された「若手首切り」のように、切りやすい、弱いところに負担が集中してしまわないか、しっかり見ていく必要がある。
以下、報道など。
- 事業仕分けと学術研究 八代嘉美
- 中小機構2000億円返納 再仕分け、26事業で「廃止」:科学技術振興調整費は「歴史的使命を終えた」として継続事業を終えた後に廃止
- 事業仕分け結果の詳報
- 大学院支援予算の縮減を要請=再仕分け最終日―刷新会議