科学・政策と社会ニュースクリップ

科学政策や科学コミュニケーション等の情報をクリップしていきます。

2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

人々のニーズにこたえる科学・技術

Nature誌2010年10月21日号に、「科学者は都市問題に目を向けるべき」という巻頭言が掲載された。「都市には水、汚染、貧困といった持続可能性にかかわる問題が集約されており、科学者たちは都市にもっと目を向けるべきだ」という。 記事によれば、ワシントン…

第4期科学技術基本計画、パブリックコメント始まる〜パブコメ疲れも?

いよいよ、第4期科学技術基本計画の最後のパブリックコメントが始まった。「科学技術に関する基本政策について」へのご意見募集(募集期間:2010年10月18日〜11月08日) プレスリリース(PDF) 科学技術に関する基本政策について(パブリックコメント募集文…

大卒就職とポスドク就職、解決への道筋

ノーベル経済学賞に、マサチューセッツ工科大のピーター・ダイヤモンド教授ら3名が選ばれた。 http://nobelprize.org/nobel_prizes/economics/laureates/2010/ 授賞理由は「for their analysis of markets with search frictions」 報道などによれば、ダイヤ…

大卒就職は解決する?

このブログでは、主にポスドクや博士号取得者のキャリア問題について考えることが多いのだが、先日の海洋学会の講演では、大卒就職のデータを一つだけ引用した。 これは、リクルートワークスの調査、大卒求人倍率調査(2011年卒)の数値をもとに作った図だ。…

ポスドクの就職が難しい理由

2010年10月15日、日本海洋学会教育問題研究会主催のシンポジウム、「海洋科学の大学院教育は企業の即戦力たりえるか?」にてお話をさせていただいた。以下発表内容。101015 海洋学会 ポスドク問題、展望と課題ウェブ公表用View more presentations from Eisuke…

ノーベル賞報道

以下、不十分だが、ノーベル賞に関する報道を集めてみた。 ★ノーベル財団 http://nobelprize.org/●ノーベル賞受賞者の論文、期間限定で無料アクセス http://johokanri.jp/stiupdates/education/2010/10/005106.html●死の商人から平和の象徴へ、「ノーベル賞…

ノーベル賞とよい関係になるには

ノーベル化学賞を、日本人2名を含む3名の有機合成科学者が受賞することになった。 言うまでもなく、報道の大フィーバーだ。巻頭言で日本人のノーベル賞受賞をお伝えできる2回目の機会になる。 いろいろなことがすでに論じられており、食傷気味の方もいらっし…

「元気な日本復活特別枠」要望に関するパブリックコメント

各大学も積極的に宣伝しており(たとえば名古屋大学)すでにご存じかと思いますが、現在「元気な日本復活特別枠」のパブリックコメントが実施され、文科省では熟議が行われています。★特別枠予算各省要求に一般から意見募集 http://scienceportal.jp/news/re…

ノーベル賞雑感

昨日、日本人2名を含む3名の有機合成科学者がノーベル賞を受賞しました。報道の嵐が続いており、改めてノーベル賞の影響力の大きさを感じます。 昨日は人づてで、某テレビ局がニュースでクロスカップリング反応を分かりやすく解説してくれる人を探している、…

ノーベル賞という劇薬

毎年この時期になると、何かそわそわする。 そう、ノーベル賞の季節。 このメルマガが発行される今週は、ノーベル賞の各賞が次々と発表される。ノーベル財団のページ 毎年この時期の巻頭言には、ノーベル賞にちなんだことを書いてきた。今年も書こうと思う。…