12月21日発売のオーム社メディカルバイオ誌1月号に記事を書いた。
やや科学コミュニティには厳し目の内容になったかもしれない。
言いたかったのは、政権交代により、お任せ科学技術政策の時代が終わって、科学コミュニティ自身が積極的に関わっていかなければならない、いわば「科学技術政策2.0」の時代になったということ。
政権交代によって、あらゆる分野でお任せから、市民が関わる時代に移り始めている。そしてそれは政権交代前からいろいろな場面ではじまっていた。お任せ治療から、患者が選ぶ治療へ、という風に。
もう後戻りはできないだろう。だから、科学コミュニティは変わらないといけない。一部で、それを知るには授業料が高すぎた、という話もあるが(読売新聞12月20日付サイエンス、学び面のAAASアラン・レシュナーCEOの発言)、高い授業料のもとはとらないといけない。
- 作者: 宮台真司,福山哲郎
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2009/11/26
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