科学・政策と社会ニュースクリップ

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「科学・高等教育の予算充実のための懇談会」

日本共産党より、以下の会のご案内をいただいたので、ご紹介する。

申し込みはこちらまで。

「科学・高等教育の予算充実のための懇談会」ご参加のお願い

科学、技術の発展と高等教育の充実のための皆様の日頃のご尽力に心から敬意を表します。年末ご多忙の折、突然にお願いのお手紙を差し上げることをお許しください。
さて、鳩山内閣が先般行った「事業仕分け」で、科学予算、高等教育予算の多くが短期的な効率主義で裁断され、事業見直し、予算縮減などの評定をうけたことに対して、科学界から「科学、技術の発展を大きく損なう」、「若手研究者の志を挫くもの」との厳しい批判や、予算の充実を求める声が相次いでいます。
多くの大学、研究機関では、これまでも「構造改革」のもとで予算削減や成果主義的な競争が強いられ、教育研究基盤の破壊、基礎研究の衰退などの重大な事態に追い込まれています。私たちは、科学研究や高等教育が長い視野でみれば社会の進歩に大きな役割を果たすことを重視し、「構造改革」からの脱却をはかるとともに、欧米並みの予算を基礎研究や高等教育に投入するよう求めてきました。また、若手研究者の就職難と劣悪待遇の抜本的な解決にも取り組んできました。
科学の役割を無視した乱暴な論理で予算を削減する愚策を中止し、科学・高等教育に関する予算の充実をはかるために、みなさまから研究・教育現場の切実な声・要望をお聞きし、それをもとに来年度予算編成にあたって政府に強く働きかけていく所存です。
以上の趣旨から、標記の懇談会を緊急に開催することにし、科学研究・高等教育に関わる団体、個人の方々に広くご案内いたしました。みなさまのご参加を心からお願いする次第です。
よろしくお願い申し上げます。
名 称:科学・高等教育の予算充実のための懇談会
日 程:12月22日(火)午後4時〜6時
会 場:衆議院第一議員会館 1階第4会議室
※ 懇談では、?予算削減が研究現場にどんな問題をおこすのか、?大学・研究機関の実情や国への要望・意見について、あわせて研究者としてもつ夢や志、使命感についても、お聞きしたいと思います。
※ ご参加の可否を折り返しメールかファクスでお知らせいただければ幸いです。資料を準備される場合、事前にメール送信していただければ、必要数を印刷いたします。
※ 当日は、第一議員会館の入口ロビーでご案内しますので、早目にお越しください。

2009年12月10日
日本共産党国会議員団
連絡先:衆議院議員宮本岳志事務所
T el 03-3508-7194
Fax 03-3508-3624
E-mail gakubun@jcp.jp