科学・政策と社会ニュースクリップ

科学政策や科学コミュニケーション等の情報をクリップしていきます。

民主党政権公約

民主党から政権公約が出ました。

科学技術政策をピックアップします。

2.子どもたちの命を守り、教育の質を高める
○大学などの授業料減免や奨学金をさらに拡充する。コミュニティスクール(土曜学校含む)をさらに増やす。
○教員の質をさらに高めるため、研修制度を充実し、教員の修士比率を引き上げる。

3.働くことを軸とする安心社会を実現する
○経済政策の最大の目的が雇用の維持・拡大であることを明確にし、グリーン(環境・エネルギー分野)、ライフ(医療・介護分野)などの成長分野での産業育成をすすめ、2020年までに400万人以上の新規雇用を生み出す。

2.新しい競争力は、人と地域
2.医療・介護分野の研究開発体制を強化し、成長産業に育成する
○世界に先駆けて本格的な再生医療を実現するため、iPS細胞などの研究に対して集中的な支援を行う。がん、難病、肝炎などの治療に関する優れた研究成果を実用化につなげるため「創薬支援ネットワーク」を構築する。
○研究開発型の独立行政法人について、世界の第一線で競う研究開発の特性に応じ、研究開発成果を最大化するための制度構築・運用改善を行う。
○医療機器の審査の迅速化・合理化を図るため、薬事法の改正を早期に行う。先端医療を推進するため、大学病院、企業、研究開発機関を新たな特区(機関特区)に指定し、規制の特例措置などの支援を行う。
○介護ロボット、生活支援ロボットの開発・普及を通じ、新しいヘルスケア産業、ものづくり産業を創出する。

5.世界のトップレベルの研究開発の成果を社会に還元する
○大学等の理系カリキュラム改善やインターンシップ産学官連携で推進し、またテニュアトラック制(任期付き研究者が審査を経て専任となる制度)の普及等により優秀な若手研究者を支援する。
○研究の中核となる大学の研究力を強化し、世界で戦えるリサーチユニバーシティ(研究大学)を増強する。
○世界最先端の研究基盤の整備・共用を推進し、世界の研究者を惹きつける国際的な研究拠点を充実する。