科学・政策と社会ニュースクリップ

科学政策や科学コミュニケーション等の情報をクリップしていきます。

ひとこと編集後記

■山中教授の総合科学技術会議での発表資料は以下です。

科学技術政策担当大臣等政務三役と総合科学技術会議有識者議員との会合(平成24年10月18日)の資料
http://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/yusikisha/20121018.html

総−1 科学技術イノベーションを巡る課題〜ノーベル生理学・医学賞受賞を契機として〜
山中教授説明資料 
1(PDF:552KB)
http://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/yusikisha/20121018/siryoyama_1.pdf

2(PDF:318KB)
http://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/yusikisha/20121018/siryoyama_1.pdf

3(PDF:449KB)
http://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/yusikisha/20121018/siryoyama_3.pdf

4(PDF:484KB)
http://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/yusikisha/20121018/siryoyama_4.pdf

研究支援人材の必要性を述べられています。

■森口氏の問題の報道は、山中教授に関する報道より多数ある状況です。

森口氏の問題の論点は以下のようなものだと思います。

1)研究者の不安定雇用や流動性ポスドク制度に対するメディアの無理解
2)大学や政府がきちんと説明責任を果たしていない
3)科学コミュニティの研究不正問題に対する自律性の欠如
4)論文の共著者の役割が果たされていない(とくに医学、生命科学系ではオーサー多すぎ)
5)興味本位の報道に対する疑問
6)研究不正は起こるのが前提で対策を考えなければならないが、政府がやるのがいいのか
科学コミュニティは研究の自由への政府介入の危機であることを自覚しないといけないが、その危機感は薄い
日本の研究業界が国際的に見て、"Responsible Conduct of Research"といった問題に無関心で、人も予算もつけなすぎ

 1)に関しては、非常に大きな問題であり、科学コミュニティは声をあげないといけないのではないかと思います。

■今回の森口氏の件にも関連すると思うのですが、10年前のクローン人間誕生報道に関するメディア比較を、林衛富山大学准教授がおこなっています。

科学メディアリテラシー教材
2002年4月「クローン人間誕生か」!
報道の各紙比較
林 衛
http://scicom.edu.u-toyama.ac.jp/clone2002.pdf

E.E
http://twitter.com/enodon

researchmap
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最近はFacebookに書きこむ率が高いです。
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