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自民党の選挙公約(案)に議論沸騰

 先ごろ自民党参院選の公約(案)を出した。

 参院選選挙公約 マニフェスト(原案)

 その中で、大学について触れている部分がある。

p13

東大・京大等を、民間企業型ガバナンスを導入すること等により、「民営化」、「スーパー・ユニバーシティ化」を図り、5年後までに世界ランキングの10位以内に3校、30位以内に5校入ることを目指します。

 これがtwitter上で議論になった。いったい誰が考えたのか、民間企業型ガバナンスと世界ランクの上昇がどう関係があるのかといった声だ。

 また、みんなの党の成長戦略にも、民営化のことが触れられているとの指摘もあった。

研究機関の強化。
もとより、国は基礎科学振興費用の資金の最大の出し手であり、基礎科学研費用は増加させるが、そうした予算配分に依存した研究機関から、自律的に資金を集め、厳しい競争の中で成果を競う研究機関に脱皮させることで研究成果を増やしていく。具体的には東大民営化などを象徴事例とする。民営化することで、市場のニーズにあった大学を作るのが重要と考える。例えば、今後ソフト開発分野の人材が足りない状況

 大学が民営化することによる効果はどのようなものになるのだろうか。

 なまごえで意見が言えるようなので、意見のある方はご投稿されたい。