民主党に以下のメールを送りました(抜粋)。
9月23日のニュースで、文部科学省が研究者海外派遣基金224億円や学校の理科設備費43億円の見直しを提示したことを知りました。
http://www.asahi.com/politics/update/0923/TKY200909220259.html
将来の人材の育成に関する予算は見直さないでください。たとえ見直すにしても、別の予算での実現を考えていただけたらと思います。
私たちのもとに、来年から研究者海外派遣基金で留学を考えていたという大学院生から、留学が取り消しになるのではないか、という落胆、嘆きの声が届いています。
この予算ですが、すでに、日本学術振興会が公募をしています。
優秀若手研究者海外派遣事業の公募について
http://www.jsps.go.jp/j-wakatekojin/index.html影響を受ける若手研究者は
1. 常勤研究者(平成21年度:100から200名)
2. 特別研究員(平成21年度:300から550名)と相当な数に上ります。
(追記)
また、「組織的な若手研究者等海外派遣プログラム」
http://www.jsps.go.jp/j-daikokai/index.htmlも同時に行われており、こちらでも多くの若手研究者が留学することになっています。
資源のない日本にとって、人材こそ資源です。留学に行った学生は、異文化で様々な経験をし、日本に帰ってくるでしょう。過去の歴史からみても、そうした人材が将来の日本にとって有益であるのは間違いありません。鳩山首相もスタンフォード大学で博士号を取得されいてるので、ご理解いただけると思います。
高校の無償化を含め、教育、人材育成を大切にしている民主党が、将来の日本にとって正しい決断をしてくださることを期待しています。
30万人弱いる大学院生、15万人いる大学教員はじめ、教育に関心のある多くの人たちは、民主党のご決断に注目しています。
何卒よろしくお願いいたします。
それでは失礼いたします。