科学・政策と社会ニュースクリップ

科学政策や科学コミュニケーション等の情報をクリップしていきます。

東工大科学技術コミュニケーション論

けけみさんのとっさ日記で知ったが、東工大でも科学技術コミュニケーション関係の講義がはじまるという。

●2005年後学期開講 新設大学院科目
科学技術コミュニケーション論(4単位)
http://www.ryu.titech.ac.jp/info/05newclass1.htm

シラバス
http://www.ryu.titech.ac.jp/info/05newclass_syllabus1.htm

シンポジウムもあるという。

シンポジウム「社会がサイエンティストに望むもの」

日時:平成17年11月16日(水) 17:30〜
場所:大岡山キャンパス 南6号館408号室
◆シンポジウムゲスト講師

読売新聞東京本社 編集局科学部次長 柴田文隆氏
日刊工業新聞社 科学部記者 山本佳世子氏

●「研究者情報発信活動推進モデル事業」に採択される
http://www.titech.ac.jp/news/j/news050929-2-j.html

▼ 東京工業大学は、JST(科学技術振興機構)が平成17年度から新規に事業の選定を行った「研究者情報発信活動推進モデル事業」に採択されました。
 採択が決定した事業の課題名は、「コミュニケーション能力を有する若手研究者育成のためのインターンシップモデルの開発」です。これにより、本学では、平成17年度後学期から新聞社等のメディアへ博士課程後期の学生を数週間派遣するインターンシッププログラムを開始します。それにともない、「科学技術コミュニケーション論」を大学院科目として設置し、諸分野の言語理論を習得し、若手科学者と社会との対話活動に必要な対人的・言語的スキルを涵養する場を設ける計画です。

 サイエンスカフェ実習なんていうのもあって、非常に興味深い。

 しかし、この一年ほどの科学コミュニケーションブームは、怖さを感じるくらいすごい。

 私がサイエンスカフェを知ったのは、3〜4年くらい前のNatureやScienceの記事で、ものめずらしくてMLなどで紹介したりしたけれど、この勢いでは、一大学一カフェの勢いだ。

 ブームがブームで終わるのか、定着するのか、これからが重要だ。

 資金が切れたらはいそれまで、ではなく、地域に根ざして、継続した活動を続けていくにはどうすればよいか、今から考えたほうがいい。