2018年6月26日〜2018年7月2日
★Global Survey of Scientists
https://statisticalresearchcenter.aip.org/cgi-bin/global18.pl
★科学者向けグローバルアンケート
https://statisticalresearchcenter.aip.org/cgi-bin/global18.pl?id=&stage=5&sesid=&language=5
★大阪北部地震における大阪大学の被害状況等とその対応
http://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2018/06/20180627_01
負傷者 79人(学生72人、研究生1人、職員4人、患者1人、その他1人)とのことで、物的被害も出ています。心よりお見舞い申し上げます。
現在活動期にあると言われる日本列島。あらゆる地域で地震による被害が出る可能性があります。
★全国地震動予測地図2018年版
https://www.jishin.go.jp/evaluation/seismic_hazard_map/shm_report/shm_report_2018/
待ちますか「30年以内に震度6弱以上」大都市圏のリスク浮き彫り
政府が予測地図
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32232840W8A620C1000000/
30年内に震度6弱以上、千葉85%横浜82%
https://www.yomiuri.co.jp/science/20180626-OYT1T50031.html
研究機関や医療機関は、東日本大震災、阪神大震災、そして今回をはじめとする事例に学び、地震対策を進めていく必要があります。
★国立研究開発法人におけるデータポリシー策定について
http://www8.cao.go.jp/cstp/stsonota/datapolicy/datapolicy.html
内閣府、政府系機関の研究データを原則公開に指針策定
オープンサイエンスを推進
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32397920Z20C18A6000000/
非常に重要な決定。研究成果を社会により生かす方向に向かえばと思います。
それに関連すると思われるニュースは以下。
★DIYバイオ増殖、個人が自宅でゲノム編集 規制後追い
https://www.asahi.com/articles/ASL6V3FC1L6VULBJ006.html
あなたが“夢の発明”の主役!? DIYバイオ最前線
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4149/
研究の民主化と言いますか、自宅でも研究ができる可能性は高まっており、DIYバイオはまさにその一つと言えます。いろいろ問題点はありますが、こうした活動にオープンサイエンスはきわめて重要です。
★あなたも科学者 市民が研究に参加する「シチズンサイエンス」が活況
https://www.sankei.com/life/news/180701/lif1807010006-n1.html
こちらは市民が研究に参加するという方向性。
職業研究者と市民の垣根が低くなっていくことは、科学の発展にとっても価値あると思っています。
★論文引用数は9位に後退、費用と“書く時間”がない日本の研究者事情
https://abematimes.com/posts/4442592
かねてより言われていることではありますが、予算不足と時間不足は研究力低下に大きな影響を与えています。
ただ、財務省は、予算はそれほど諸外国と劣っていないのだから、研究者の生産性等に問題があると述べています。
★「科技政策、長期的視野で」
国の研究に提言 つくばで全国交流集会
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO32444880Z20C18A6L60000/
この集会に参加し、発表させていただきました。
予算の総額というより使い方の問題もあるので、研究者コミュニティ自身の自助努力とあわせ、選択と集中を改めたり、研究支援者を活用したり、あるいはもう少し安定した研究環境を作るなどのさまざまな方策が必要と思います。
★安倍総理は「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」の成立についての会見を行いました
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201806/29kaiken.html
この法律の成立は、果たして研究者や技術者にどのような影響を与えるでしょうか。
「働き方改革」の実現に向けて
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000148322.html
★TPP11関連法が成立国内手続き完了、年内にも発効
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32398080Z20C18A6MM0000/
TPP等政府対策本部
http://www.cas.go.jp/jp/tpp/index.html
米国抜きで手続きが進んでいます。
★「環境保全活動、環境保全の意欲の増進及び環境教育並びに協働取組の推進に関する基本的な方針」の変更の閣議決定について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/06/1406439.htm
★今後の高等教育の将来像の提示に向けた中間まとめ(平成30年6月28日 将来構想部会)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/houkoku/1406578.htm
大学「生き残り」へ中教審が提言 連携・統合進める3案
https://www.asahi.com/articles/ASL6T6TZ4L6TUTIL054.html
中教審部会の中間まとめ。大学のあり方が変わっていきます。
★次世代放射光施設(軟X線向け高輝度3GeV級放射光源)官民地域パートナーシップ具体化のためのパートナー選定に係る調査検討結果(報告)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu2/090/houkoku/1406563.htm
最新の「巨大な顕微鏡」、仙台に設置材料研究に活用
文科省専門家会合が妥当と判断
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32337910Y8A620C1000000/
東北大に次世代放射光施設建設へ…産業応用期待
https://www.yomiuri.co.jp/science/20180629-OYT1T50050.html
次世代「巨大顕微鏡」、仙台に建設へ 文科省部会が了承 平成35年度の運転開始目指す
https://www.sankei.com/life/news/180628/lif1806280028-n1.html
次世代放射光施設 仙台市設置が正式決定
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32536610T00C18A7EAF000/
★博士号保持者と企業のイノベーション:全国イノベーション調査を用いた分析[DISCUSSION PAPER No.158]の公表について
http://www.nistep.go.jp/archives/37181
企業の規模によって効果の有無が異なるとのことです。
★文部科学省科学技術・学術政策研究所創立30周年のお知らせ
http://www.nistep.go.jp/archives/37263
普段からデータ等を使わさせていただいています。おめでとうございます。
★「オープンイノベーション白書第二版」を取りまとめました
http://www.meti.go.jp/press/2018/06/20180627001/20180627001.html
★「事業会社と研究開発型ベンチャー企業の連携のための手引き(第二版)」をとりまとめました
http://www.meti.go.jp/press/2018/06/20180627005/20180627005.html
★ 「未来の教室」とEdTech研究会-第1次提言
http://www.meti.go.jp/report/whitepaper/data/20180628001.html
経産省攻める。
★港湾におけるヒアリ確認調査の実施について
http://www.env.go.jp/press/105661.html
7月1日から開始。
★「ペータースベルク気候対話IX」の結果について
http://www.env.go.jp/press/105625.html
★「持続可能な開発目標(SDGs)活用ガイド」の発行について
http://www.env.go.jp/press/105528.html
★Education for the future
http://science.sciencemag.org/content/360/6396/1409.full
★研究データ管理における大学院生とポスドク研究者の視点(論文紹介)
http://jipsti.jst.go.jp/johokanri/sti_updates/?id=10621
★Firm that tallies controversial journal impact scores moves to provide more context
http://www.sciencemag.org/news/2018/06/firm-tallies-controversial-journal-impact-scores-moves-provide-more-context
★京都大学の研究者による研究費不正使用に対する処分について
http://www.jst.go.jp/osirase/2018/20180627.html
辻本豪三元教授。
★Seven Researchers Guilty of Misconduct in Macchiarini Case
https://www.the-scientist.com/news-opinion/seven-researchers-guilty-of-misconduct-in-macchiarini-case-64365
Macchiarini guilty of misconduct, but whistleblowers share blame, new Karolinska Institute verdict finds
http://www.sciencemag.org/news/2018/06/macchiarini-guilty-misconduct-whistleblowers-share-blame-new-karolinska-institute
Disgraced trachea surgeon ー and six co-authors ー found responsible for misconduct
https://www.nature.com/articles/d41586-018-05565-4
世界を揺るがしたカロリンスカ研究所のMacchiarini Case。六人が研究不正に関与との結論。
★Prominent geneticist out at UC Irvine after harassment finding
http://www.sciencemag.org/news/2018/06/prominent-geneticist-out-uc-irvine-after-harassment-finding
日本でも
★渡部直己教授がセクハラか、元早大院生申し立て
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180627-OYT1T50083.html
早大の渡部直己教授がセクハラか 別の教授は「口止め」
https://www.asahi.com/articles/ASL6W0DY3L6VUTIL078.html
という問題が起こっています。早稲田大学の対応が問われています。
★In Nigeria, a battle against plagiarism heats up
http://science.sciencemag.org/content/360/6396/1384.full
★Bringing the Internet of Things into the Lab
https://www.the-scientist.com/bio-business/bringing-the-internet-of-things-into-the-lab-64265
★特集:アジアの科学研究の5つのハブ:香港、マレーシア、シンガポール、韓国、台湾における研究と投資
http://www.natureasia.com/ja-jp/nature/highlights/92946
★Top US court upholds Trump travel ban: student visas already in decline
https://www.nature.com/articles/d41586-018-05561-8
研究者にも影響を与えています。
★New US-China Tariffs Could Affect Science
https://www.the-scientist.com/news-opinion/new-us-china-tariffs-could-affect-science-64387
米中衝突 摩擦の深層(1) 2大国、次の30年競う
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO32476550R00C18A7MM8000/
今後30年間。二つの超大国の間でのヘゲモニー争いは激化し、研究にも影響を与えることでしょう。
★OSTP and NSF to honor 140 individuals and organizations with highest US award for teachers and mentors
https://www.nsf.gov/news/news_summ.jsp?cntn_id=295842
教育者、メンターの表彰。日本ではメンターになるより若手を使い捨ていた方が業績が出やすいとなってしまっているような気がします。こういうところは見習うべきです。
★Visibility matters: A conversation with the co-founder of 500 Queer Scientists
http://www.sciencemag.org/careers/2018/06/visibility-matters-conversation-co-founder-500-queer-scientists
★ナビゲート2018
1ページのために必要な取材=粥川準二(科学ライター)
https://mainichi.jp/articles/20180627/dde/014/070/007000c
私も記事を書くことがありますが、心したいと思います。