★CNSと絶縁
非常に大きな話題になりました。
3科学誌は商業主義…ノーベル受賞者が「絶縁」
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20131213-OYT1T00638.htm
ノーベル医学生理学賞受賞者Randy Schekman氏、Nature誌・Cell誌・Science誌と決別
http://johokanri.jp/stiupdates/policy/2013/12/009387.html
How journals like Nature, Cell and Science are damaging science
http://www.theguardian.com/commentisfree/2013/dec/09/how-journals-nature-science-cell-damage-science
Science Media Centre ? Blog Archive ? ‘Break the tyranny of the luxury journals’ ? Nobel laureate
http://www.sciencemediacentre.co.nz/2013/12/11/break-the-tyranny-of-the-luxury-journals-nobel-laureate/
★予算編成方針決定
平成26年度予算編成の基本方針(平成25年12月12日閣議決定)
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/cabinet/2013/26_yosanhensei.pdf
文科省
平成25年度予算
http://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/h25/1325576.htm
ウォッチを続けます。
★女性研究者に関する記事
今週は多数の記事が掲載されています。
Bibliometrics: Global gender disparities in science
http://www.nature.com/news/bibliometrics-global-gender-disparities-in-science-1.14321
Gender progress (?)
Despite some success, the proportions of women in Nature’s pages and as referees are still too low.
http://www.nature.com/news/gender-progress-1.14334
産学官連携ジャーナル12月号
http://sangakukan.jp/journal/
特集 女性の参画 次の100年へ
「共同参画」2013年12月号
http://www.gender.go.jp/public/kyodosankaku/2013/201312/201312.html
科学技術分野における女性の活躍促進
http://www.gender.go.jp/public/kyodosankaku/2013/201312/201312_02.html
「迷ったら理系に!」研究は本当にやりがいがある仕事ですから
黒田 玲子 東京理科大学総合研究機構教授
http://www.gender.go.jp/public/kyodosankaku/2013/201312/201312_03.html
★汚染水対策
汚染水処理対策委員会(第11回)
http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/20131210_01.html
資料1−1 東京電力(株)福島第一原発における予防的・重層的な汚染水処理対策(概要)
http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/pdf/131210/131210_01c.pdf
http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/pdf/131210/131210_01c.zip
資料1−2 東京電力(株)福島第一原子力発電所における予防的・重層的な汚染水処理対策〜総合的リスクマネジメントの徹底を通じて〜
http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/pdf/131210/131210_01d.pdf
http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/pdf/131210/131210_01d.zip
★エルゼビア社の論文撤去催告、物議を醸す
http://johokanri.jp/stiupdates/policy/2013/12/009384.html
★EU、新しい研究イノベーション基本計画「Horizon 2020」を決定
"Horizon 2020" - 研究とイノベーションに賭けるヨーロッパ
http://www.jst.go.jp/crds/dw/contents/131213/13121303DE.html
欧州議会が決定した第7次フレームワーク(FP7)後継の基本計画 「Horizon 2020」は、2014年1月1日公式にスタートする。研究・イノベーションへの投資は27%増加して、総額約700億ユーロになる見込み。この新しい研究計画によって、2020年まで欧州の持続的な成長と、将来性のある雇用を創出し、欧州の競争力を強化する狙いがある。
Horizon 2020 Fires e7.8 Billion Funding Gun
http://news.sciencemag.org/europe/2013/12/horizon-2020-fires-%E2%82%AC7.8-billion-funding-gun
Horizon 2020: What’s in it for Young Scientists?
http://sciencecareers.sciencemag.org/career_magazine/previous_issues/articles/2013_12_11/caredit.a1300274
★これぞイノベーション
デング熱の感染例が55%減少!フィリピンで配布され絶大な効果を生んだ“蚊とりボトル”
http://adgang.jp/2013/12/45981.html
安価でだれでもできて、効果的。これは素晴らしいです。
★「がん放置療法」をどう考えるか
「がん放置」は本当に楽なのか?
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=89493
「がんは放置してもいい」は本当か 主張と反論
http://apital.asahi.com/article/gan/2013121600003.html
近藤誠氏の「医者に殺されない47の心得」が100万部以上売れ(「医者ムラの真実」の実に100倍)、「がん放置療法」が幅広い支持を得ています。
サイエンスとして「がん放置療法」をどう考えるべきか、難しい局面だと思います。
近藤氏は一切論文を書かず、一般書で訴えています。本来、新しい説を提唱し、認めてもらうのは、説を提唱した側に責任があるはずです。近藤氏が、がん研究者に「討論」を求めるのは、本来おかしいはずです。
ところが、一般を巻き込んで、無視できない支持を広げている以上、近藤氏の説を放置できない段階にきています。近藤氏の「土俵」にだれかが飛び込む必要があります。
これに果敢に挑んだのが、岩田健太郎神戸大教授です。
- 作者: 岩田健太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/12/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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が先週発売になりました。内容は、論文を引用しながら、近藤氏らの「医学不要論」に対し反論しています。
ところが、amazonの書評は非常に低い評価が多数を占めます。あえて近藤氏の本に似せ、「土俵」に飛び込んだにも関わらず、逆にパクリであると批判されています。
サイエンス・コミュニケーションとして「がん放置療法」に対しどう考え、どう関わっていくか、考える必要があると思います。
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- 作者: 榎木英介
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