■人材(人財)に関する報告書が2つ公開されています。
●産学協働人財育成円卓会議(第2回) 配付資料
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/46/siryo/1320909.htm
▼アクションプラン(案) (PDF:429KB)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/46/siryo/__icsFiles/afieldfile/2012/05/11/1320909_2.pdf
国家戦略の視点から見た科学技術イノベーションを支える人材育成について(提言)案(PDF)
http://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/yusikisha/20120510/siryoka-1.pdf
両者とも、博士人材についての記載があります。
[博士人材に対する期待等]
・ 専門分野のみならず、リーダーシップ、コミュニケーション、グローバルな感覚などを併せ
持つこと、深い専門と幅広い知識が必要
・ 高い課題発見力、問題解決力を期待
・ タフネスを備えるとともにフレキシビリティが必要 など
大学院を中心とする人材育成政策において、これまでの我が国のグローバル
化対応は不十分と言わざるを得ない。喫緊の課題として、教育システムを、グ
ローバル化対応の観点から再構築する必要がある。このためには、この政策課
題について、全体を俯瞰した上で、国家戦略・関係府省・大学等の階層構造に
従って取り組みを整理し、国全体として改革を推進すべきである
いずれも博士人材に期待すると同時に、現状が問題であるとの認識は一致しています。
文科省のアクションプラン案では
なお、企業側からは、国際社会では博士号取得者が多く活躍しており、グローバルな観
点では博士人材が必要、といった意見もあったものの、博士人材が企業の期待に応えて
いない、米国と比較して日本の博士人材はアカデミア志向が強い、専門分野と異なる業
務に充てることが難しい、博士よりも修士で3年間の業務経験がある社員の方が活用しや
すい、など博士の積極的な活用について慎重な意見も少なからず見られた。一方、大学
側からは、大学における博士課程教育の改善・充実の取組が企業に十分に伝わっていな
いのではないか、博士課程を通じて得られる能力が適切な評価を受けていないのではな
いか、とする意見があるなど、博士人材の育成・活用については、産学の認識のギャップ
が特に大きいことが分かった。円卓会議のような産学による議論・協働の場を通じて、一層
の相互理解を図っていくことが、博士人材の育成・活用の好循環を築く基盤をなすものと考
える
と、企業と大学のギャップが大きいことが指摘されています。
問題点はすでにいろいろな場で指摘されていることであり、これをどう解決していくかが現在の問題であると思います。
では、大学側、企業側双方に行動を求めています。こうしたプランやリストが机上の空論になるのではなく、どのように実行されていくのか、私達もしっかり見ていきたいと思います。また、当事者として、この問題に関して声をあげ続け、行動していきたいと思います。
■理化学研究所より人材募集に関する案内をいただきました。以下ご覧下さい。
募集研究室 オミックス基盤研究領域 連携促進室(室長:林崎良英)
【学術・広報担当】
http://www.riken.jp/r-world/info/recruit/j120321_s_osc.html
【サイエンスアドミニストレータ―】
http://www.riken.jp/r-world/info/recruit/j120406_s_osc.html
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最近はFacebookに書きこむ率が高いです。
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