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第4回文部科学省政策会議(平成21年10月28日)

概要が公開されました。
第4回文部科学省政策会議(平成21年10月28日)
http://www.mext.go.jp/b_menu/seisakukaigi/syousai/1286570.htm

【中川副大臣挨拶】
最先端の科学技術の現状を把握するため、研究所等に足を運んでほしい。また、勉強会を発足し、研究者の方のお話を伺う機会を設けたい。

 これは重要ですね。

(3)平成22年度概算要求に関する質疑

○ 高速増殖炉サイクル技術については、各地域でプルサーマル計画が進行しているが、「もんじゅ」は完成までにあと50年かかると聞いている。「もんじゅ」の完成までに、一体いくらかかるのか。ストップすべきものは、ストップしなければならないのではないか。原子力発電に対する研究開発投資については、文部科学省のお金を使うべきなのか慎重に検討いただきたい。

ポスドク支援として示されている特別研究員事業、自立的研究環境整備促進等の措置は一時的な居場所の確保に過ぎないのではないか。生涯設計を描けるような制度構築が望まれる。

(回答)

○ 「もんじゅ」については、施設等整備費・運転費のほかに、原子力の安定したエネルギー供給のあり方等に関する研究開発にかかる費用が含まれている。現在、安全な運用の確保という観点から試験運転を進めており、来年度からは、運転を再開する予定。
○ ポスドクについては、進路に応じた支援措置を考えていきたい。