北大の科学技術コミュニケーター養成コース(CoSTEP)の二期目が開講した。
つぶやきおやじさんが詳しく述べているが、開校式や懇親会はなかなか盛況だったようだ。
今回は私たちのNPOからも、立花さんが選科生として参加する。立花さんがCoSTEPからさまざまなものを学んで、私たちにフィードバックしてくれると、私たちとしても非常にうれしいし心強い。
一期目の発表会にお呼びいただいた私としては、二期目がどうなるのかも大いに注目し、期待させていただこうと思う。
一期目、半年であれだけのものを作り上げたのだ。二期目は一年もある。どんなものができるのか楽しみだ。
私個人の関心は、科学と社会の双方向コミュニケーションの中でも、科学政策とか科学をめぐる諸問題など、そんなに楽しくない話題をいかに扱っていくかということにある。一期目は楽しい科学ということに主眼が置かれて、それはとても重要なことだと思ったのだが、二期目はこういった楽しくない問題にも取り組んでもらえれば、とひそかに期待している。
立花さんがサイエンスショップや政策提言をコーステップでやったらどうか、という提案をしていたが、可能なら、私としても、私たちが取り組んでいる科学政策ウォッチや政策講演会、政策提言などでコーステップの人たちや卒業生の人たちと協力することができたらいいな、などと思ったりしている。
コーステップは、科学技術コミュニケーションの講座としては一番充実していると思うので、そこで学ぶ人たちはいろいろなものを吸収して社会に出て行ってほしい。そして願わくば、私たちの活動に加わってくれるとうれしい。