新しい科学雑誌が誕生した。その名も「サイエンスウェブ」
http://www.scienceweb.co.jp/
新しい科学雑誌の誕生を祝いたい。まずは手にとってみよう。
「科学雑誌は売れない」と言われる。たとえば学術の動向は2004年の10月号
http://www.h4.dion.ne.jp/~jssf/text/doukousp/200410/index.html
で、「科学ジャーナリズムの進展のために」という特集を組んだ。その中でも猪口孝氏が
科学雑誌はなぜ読まれないか
http://www.h4.dion.ne.jp/~jssf/text/doukousp/200410/0410-2024.pdf
という文章を書かれている。
「科学雑誌は売れない」というと、うちの顧問の林衛氏が怒りだす。彼は岩波の「科学」の発行部数を上向きにさせたという実績を持っているから。ネガティブキャンペーンを張るな、というわけだ。
科学雑誌にはいろいろな分析があって、よく言われるように、Scientific Americanと日経サイエンスの発行部数は10倍違う。一方でコンピュータ雑誌などは日本のほうが多い。日経BP社は科学ジャーナリストを500人かかえているという。
科学雑誌に関してよく引用される資料は以下。
調査資料 - 97 我が国の科学雑誌に関する調査
2003 年 5 月
文部科学省 科学技術政策研究所
第2調査研究グループ
大沼 清仁
植木 勉
平野 千博
今井 寛
http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/mat097j/mat097j.html
もう何年も前だけれど、「科学メーリングリスト」に科学雑誌の分類を書いたことがある。
元のものがどんなだったか記憶が定かじゃないけれど、新しくつくってみる。