既にメールマガジンや研究ニュースクリップでも書いたが、第3期科学技術基本計画における投入金額目標が決定した。
●科学技術予算:第3期基本計画で、25兆円盛り込む方針−−松田・科技担当相発表
おりしも平成18年度予算財務省原案が財務省から出されたところである。科学技術振興費は0.4%増と、他の領域が減らされている中かろうじて増額となった。
誰かが強く押したのではないか、との声がある。総合科学技術会議での小泉首相の「鶴の一声」が効いたと言われているが、果たして裏には誰がいたのか…加藤紘一議員か…
ノーベル賞学者の方々の「陳情」がどこまで効果があったのだろう。
いずれにせよ、政治的な駆け引きなどが行われたのだろう。
私たちができることは、NPOとしてしっかり予算の使われ方を監視していくことである。無駄は排して、必要なところにお金を、というのが私たちの立場だ。
今後も引き続きブログでとりあげていきたい。