科学・政策と社会ニュースクリップ

科学政策や科学コミュニケーション等の情報をクリップしていきます。

小さなNPOの日常

 メールマガジンの配送登録が終わった。明日の朝6時に、いつものように皆さんのお手元にメールマガジンが届くことだろう。

 うちのような小さなNPOは、一人何役もやる。私は代表と同時にメールマガジンメーリングリストの責任者でもあり、事務局の仕事(広報、法務、税務など)もやる。

 普段は仕事をしているから、仕事の終わった夜や休日にすこしづつやっている。平日は事務の仕事、週末はメールマガジンの発行だ。

 事務の仕事は地味だし表に出ない。でも、NPOを縁の下から支えている。非常に重要な仕事だ。

 事務と同時に重要なのは、組織マネジメントだ。これは代表としての仕事。非営利組織は志で人が集まる。いやならやめればいい。そんな人たちの志を一まとめにするにはちょっと工夫がいる。日々勉強だ。

 結構忙しい毎日だが、とても充実している。科学コミュニケーションという私たちの訴えは少しづついろいろな場所に広がっている。林衛顧問(元副代表)が科学コミュニケーションの伝道師となって講演に引っ張りだこになっているのも、仲間として誇らしい。

 悩みの種は事務所のこと。私たちは全国はもとより世界にメンバーがいるので、普段はネット上で交流している。けれどはやりいろいろな作業をするには、小さくてよいから、机ひとつでいいから場所がほしい。でもどこに事務所を置くかもまた悩みの種。

 という具合に、仲間と一緒に組織を運営する醍醐味を味わっている毎日である。