科学・政策と社会ニュースクリップ

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改正労働契約法に関する、緊急アンケート

以下ご案内いただきました。

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若手研究者および、若手研究者の研究環境を懸念する研究者の皆様へ

 【改正労働契約法に関する、緊急アンケートのご依頼】

※本アンケートはできるだけ多くの若手研究者ならびにご関心があるすべての研究者の皆様にご回答をお願いしております。


                  日本学術会議 若手アカデミー委員会
                  若手研究者ネットワーク検討分科会委員長 蒲池みゆき

拝啓

時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。

本年4月に施行された改正労働契約法では、有期労働契約が5年を超えて更新された場合、労働者の申込みにより、無期労働契約に転換されることが定められています。

これに対し、かねてより大学・研究所の研究者・研究支援者等への影響を懸念する声が総合科学技術会議 有識者議員や国立大学協会等から上がっています。

例えば、「改正労働契約法に関する国立大学法人等からの質問」等によれば、1年間のポストドクター研究員の直後に、同じ大学において5年間の任期の助教に採用された場合、無期労働契約への転換が可能になるため、そもそも採用が見送られるおそれが指摘されています。同様に、通年の非常勤講師も5年を超える更新が難しくなると懸念されています。

これらの状況に鑑みて、日本学術会議 若手アカデミー委員会
若手研究者ネットワーク検討分科会においても、改正労働契約法を含む若手研究者のキャリア問題に関する議論を行うため、若手研究者の皆様に以下のアンケートをお願いする運びとなりました。

 【アンケートサイト】http://bit.ly/1enGczo
 【締切】2013年10月2日(水)正午

(10月30日(水)まで記入可能とする予定ですが、適時な意見表明のため、なるべく10月2日までにご回答いただければ幸甚です。)

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