科学・政策と社会ニュースクリップ

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ブログ考・続

 このブログは、新規コメントの一覧も、トラックバック一覧もないので、ちょっと使い勝手が悪いなあ。

 ともかく、サイコムジャパンのメンバーでもある春日氏がブログについてコメントしていたので、ご紹介。

「ブログ」の要はパーマリンクである
http://skasuga.talktank.net/diary/archives/000191.html

「結局「ブログ」ってなんだってことなんですけど、「ブログ」の特徴というか、メリットと言える部分はたぶん、おおざっぱに言って4つあって、

1)Permalinkと呼ばれる、すべての記事に対する固有のURLが自動的に振られる。
2)RSS(Really Simple Syndication/RDF Site Summary)というサマリーを自動的に発行して、更新を通知できる。
3)トラックバック機能がある
4)コメント機能がある」

とのこと。

1)に関しては、5号館のつぶやきおやじさんがそれを利用した歴史づくりのアイディアを披露している。
http://shinka3.exblog.jp/2906487/

 もちろん、私も以前ウェブ日記時代に日記の日付に#1999.10.16などといれて、その日の日記へのリンクが可能になるようにしていたけれど(森山和道さんの日記は今でもそう)
http://moriyama.com/diary/2005/diary.htm

それが自動的にできるのは確かに使いようによってはすごいことかも知れない。

RSSは情報収集には便利だろう。トラックバックはまだ真価が分からないが、議論のツールとしては有用であることを実感している。ただ、眞鍋かおりのブログのように、トラックバック1000とかになるとわけがわからないようにも思う。

 春日さんはコメント欄はブログの公共性を脅かすもの、としているが、確かにコメント欄が荒れると、ほとんど匿名掲示板と化すので、危険性を孕んでいるようには思う。

 ただ、「すごい」といっても、ウェブ日記歴が長かった私にとっては、やはりまだまだ私の感覚の中ではウェブ日記を少し超えた程度にしか感じられない(自動ウェブ日記)。だから過度な期待は抱けない。勉強不足、利用不足だとは思っているので、もう少しブログの可能性について考えつづけてみたい。