すでにお伝えしているとおり、最先端・次世代研究開発支援プログラムの若手・女性研究者等を対象とした支援策の決定が遅れ続けている。
日経BTJ記事「【特別無料公開】若手期待の最先端・次世代研究開発支援プログラム、採択者の年度内決定に暗雲、和田政務官が申請書の追加提出を示唆」
や、科学新聞の記事によれば、和田隆志政務官が、ストップをかけたため、今年度中の課題決定が無理だ情勢だという。
和田政務官は1月13日の会見で、
「一般国民が読んで研究内容が分かるような書類の提出を、5600人全ての応募者に要請しようと考えている」
と記者会見で発言したとのこと。
これに対し、ウェブ上では不安と憤りの声が多数聞かれた。
非常に混乱する状況のなか、科学技術政策を担当する政務官が交代になったという。
阿久津幸彦衆議院議員のページには、以下のような記述が掲載された(今は削除された模様)。
お陰様で内閣府大臣政務官に再任されました。今度は職務範囲が科学技術や省エネ、宇宙開発にまで拡がったので、私に秘書官が二人も付くことになりました。
この交代がどのような影響をあたえるのか。
様々な意見が飛び交う中、とにかく情報が足りない。内閣府のページにも、日本学術振興会のページにも、情報が出ていない。
何が問題だったのか、現状がどうなっているのか、分からないままでは、研究者たちが右往左往してしまう。
どうなるにせよ、関係者には早急に情報公開をお願いしたい。