科学・政策と社会ニュースクリップ

科学政策や科学コミュニケーション等の情報をクリップしていきます。

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サイコム・ニュースではいただいたイベント案内のうち、科学技術政策等に関
連するものはメルマガの形でみなさんの御手元にお届けしています。
また、スタッフが皆様のご関心の高そうなイベント案内をピックアップしてい
ます(2008年3月3日号より【サイコムピックアップ】のラベルをつけます)。
これらのイベントは必ずしもNPOサイエンス・コミュニケーションが協賛、推
奨するものではありませんのであらかじめご承知ください。
なお、イベント案内をお送りいただければこういった形で読者のみなさまに告
知させていただきますので、科学技術に関わるイベントを企画されている方はお
送りください。
原則として一ヶ月以上前にお送りいただければ幸いです。
また、ご要望にお応えできないこともありますので、ご理解をお願いいたしま
す。

イベント案内申込みは、下記のフォーム
http://scicom.jp/mailmag/event/
もしくは office@scicom.jp まで。

また、イベント情報は「科学イベントポータル」
http://sci-event.seesaa.net/

サイエンスカフェ情報は「サイエンスカフェ・ポータル」
http://cafesci-portal.seesaa.net/

にも掲載しています。

サイエンスポータル アウトルック
http://scienceportal.jp/news/outlook/

には、さまざまなイベント情報が掲載されています。

 -第1回GLIT勉強会(GGDB)開催のお知らせ
  2008年8月27日(水) 15:30〜17:30
  財団法人バイオインダストリー協会 第1会議室

 -早稲田大学ASMeW国際シンポジウム
  2008年8月27〜28日
  早稲田大学 国際会議場

 -日本生理学会若手の会 サイエンスカフェ
  「身体と機械の境界 - Man Machine Interface -」
  2008年9月14日(日) 15:00〜18:00
  東京大学駒場キャンパス ファカルティーハウス内セミナー室

 -「科学技術と産業」国際シンポジウム2008  
  2008年10月8日(水) 9:00 - 17:35
  東京ミッドタウン・ホール(東京都港区)

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第1回GLIT勉強会(GGDB)開催のお知らせ
日時 :2008年8月27日(水) 15:30〜17:30
場所 :財団法人バイオインダストリー協会 第1会議室
東京都中央区八丁堀2-26-7 グランデビル8F
主催 = 糖鎖産 業技術フォーラム
連絡先 :GLIT-AIST事務局
産業技術総合研究所糖鎖医工学研究センター 担当:針替、友田)
E-mail:glit[at]jba.or.jp
※[at]を「@」に変換してご利用ください
TEL:029-861-3255/FAX:029-861-3252
参加費など = 4,000円(税込/当日会場にて御支払い下さい。)
事前申し込み = 必要

世界トップクラスの日本の糖鎖研究の推進と、その成果の産業利用により糖鎖市場の
活性と関連分野の開拓を目指す「糖鎖産 業技術フォーラム(GLIT:Glyco-innovation and Industrial Technology)」が、糖鎖の産業利用のための勉強会をスタートします。

第1回は、日本の糖鎖研究の成果による個々のデータベースを統合した
「日本糖鎖科学科学統合データベース(JCGGDB)」のうち、
糖鎖に関連する遺伝子(糖転移酵素遺伝子など) の各種情報を集めたデータベース「GGDB」の利用法について学び、実際に各々興味関心のある糖転移酵素等について検索、検索の際のポイントとその見方について勉強します。
参照先URL = http://unit.aist.go.jp/rcmg/glit/seminar/1-20080827.html

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********* 早稲田大学ASMeW国際シンポジウムのお知らせ **********

早稲田大学 先端科学・健康医療融合研究機構(ASMeW)は、この度、「先端
融合研究でQOL を向上し、健康寿命を延ばす」をテーマとしてASMeW 国際シ
ンポジウムを開催します。日本は超高齢化社会を迎え、人々の健康への関心は
年々高まっています。高齢化社会において、人々が健康で長生きできる社会の
創造は極めて重要であり、そのような社会の実現には医療を含めた科学技術に
よるイノベーションが不可欠です。
本シンポジウムでは、5つのセッション、 (1)健康科学、(2)医療支援技術、(3)再
生医療技術、(4)医薬化学、(5) ナノバイオサイエンス・テクノロジーを設け、それ
ぞれの分野で活躍する優れた研究者による最新の研究成果や将来に向けた展
望などを紹介します。

シンポジウム・ハイライト(時間は多少変更となる場合があります。)
■8月27日(水)
◇11:30-12:10
基調講演「健康科学の未来を拓くために−総合から融合へ−」
井村裕夫(先端医療振興財団・理事長)
◇13:30-16:00
研究発表: テーマ「健康科学」、「医療支援技術」
◇16:00-18:00
ポスターセッション

■8月28日(木)
◇10:00-10:40
基調講演「自然に学び,自然を超す− 創薬
竜田邦明(早稲田大学理工学術院・教授、高等研究所・所長)
◇10:40-17:20
研究発表: テーマ「再生医療技術」、「医薬化学」、「ナノバイオサイエンス・テクノロジー

*ASMeW (アスミュー)とは、先端科学・健康医療融合研究機構の英語名
“Consolidated Research Institute for Advanced Science and Medical Care, Waseda University”の略称です。「明日見ゆ、早稲田」。明日、未来を見据えてという思いが掛けられています。

多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。
参照先URL = http://www.waseda.jp/scoe/080827intsympo/

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サイエンスカフェ開催のご案内です。

日本生理学会若手の会では、下記内容、日程でサイエンスカフェ
開催致します。

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「身体と機械の境界 - Man Machine Interface -」

日時  9月14日(日) 15:00〜18:00
場所  東京大学駒場キャンパス ファカルティーハウス内セミナー室

チケット代金 1000円(フリードリンク)※アルコールは別途
http://youngphys.tobiiro.jp/sciencecafe2008part2/home.html

パネリスト

雨宮智浩先生 NTT コミュニケーション科学基礎研究所(情報科学・自然科学者)
植原亮先生  東京大学(脳神経倫理学・哲学者)
櫻井圭記先生 Production-IG(攻殻機動隊など脚本家)

近年の人間工学やロボット技術の進展は、自由度の高い義手や義足といった、身体機
能を代行する装置をもたらしました。

しかし、それだけではありません。パワースーツや遠隔操作ロボットアーム、拡張現
実用のヘッドマウントディスプレイのように身体機能を拡張する装置の実現と商品化
が目の前のものとなっています。今後は介護や補助の用途を超えて、一般の人々も日
常生活で当たり前に、その利便性を享受するようになるでしょう。

そのとき、私たちの世界はどのようになるのでしょうか?

― 私たちは、身体と機械との間にある境界に注目することになるでしょう ―

例えば、既にSFの世界では、この問題を詳細に取り上げた作品が幾つも存在しま
す。鋭い人々は既に、このような身体性の問題に気づいているのかもしれません。

今回のテーマは、人間と機械をつなぐ技術であるMMI(Man-Machine Interface)
BMI(Brain-Machine Interface)といった最先端の技術がもたらす利便性と問
題点、それにかかる身体性問題、とバラエティに富んだ内容を含みます。そこで私た
ちは自然科学、哲学、SFアニメーションといった3つの分野から、第一線で活躍さ
れているパネリストをお招きしました。

サイエンスカフェは、飲み物を片手にスピーカーと参加者が気楽に語り合える場で
す。参加にあたって特別な知識を一切必要としません。また、素朴な疑問は問題の本
質を突いていることが多いので歓迎されます。

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チケットは予約制になっておりまして、定員に達し次第、順次立ち見
でのご案内となりますので、あらかじめご了承下さい。

多数のご来場をお待ちしております。


なお、本メールはいくつかの媒体に一斉送信しております。
重複してお受け取りになられた方には申し訳ございません。
本メールの転送、転載は自由です。

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「科学技術と産業」国際シンポジウム2008  
日時 :2008年10月8日(水) 9:00 - 17:35
場所 :東京ミッドタウン・ホール(東京都港区)
主催 :日本貿易振興機構ジェトロ
連絡先 :日本貿易振興機構ジェトロ
産業技術部 産業技術課(担当:河村、紀伊、平井)
〒107-6006 東京都港区赤坂1丁目12−32
TEL:03-3582-7571  FAX:03-3582-7508
参加費など = 無料
事前申し込み = 必要

20世紀の世界経済・社会は、科学技術の進歩と一体化して大きく成長、繁栄を遂げました。そうした成長の反面、地球温暖化原油高といった環境・エネルギー問題、食糧価格の高騰や水の問題、さらに感染症、南北問題など世界を取り巻く課題は多岐にわたり、かつ深刻化しています。これら諸問題に対応し、持続可能な社会を形成するためには、従来の考え方や手法の活用のみでは困難を伴い、科学技術の高度利用と社会・人材の革新による新たなブレークスルーが必要不可欠です。
本シンポジウムでは、著名な有識者を国内外から迎え、イノベーションに着目しつつ、ICT、バイオ、エネルギー・環境、の3分野に焦点をあて、それぞれの分野における解決策を幅広い視点から検討します。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。

※最新のプログラム、お申し込みについてはHPをご覧ください。
参照先URL = http://www.jetro.go.jp/events/sci

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    ●NPO法人サイエンス・コミュニケーションよりお知らせ
http://d.hatena.ne.jp/scicom/20080816/p17

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朝日新聞「私の視点」2008年7月29日に榎木代表の文章が掲載

サイコムジャパン代表理事榎木が書きました
「博士研究員 就職難が招く科学技術の危機」
というタイトルの文章が掲載されました。

以下に全文公開いたしました。
http://d.hatena.ne.jp/scicom/20080811/p1

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科学技術社会論研究 第5号に榎木、春日の論文掲載される

科学技術社会論学会誌である「科学技術社会論研究」 第5号が発刊されました。

科学技術社会論研究 5
科学技術社会論学会編集委員会 (編さん) ¥ 3,780 (税込)  玉川大学出版部 (2008/07)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4472183056/nposciencec0d-22/

その中で、当NPOの榎木と春日が

「科学技術政策とNPO 政策提言型科学技術NPOの現状と課題」

という論文を書きました。

抜刷をプレゼントいたしますので、ご希望の方はenodon+postdoc@gmail.com(@を小文字に変えてコピーペーストしてください)までメールをお送りください。

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●メディカルバイオ 2008年7月号

オーム社メディカルバイオ誌
http://www.ohmsha.co.jp/medicalbio/

にて連載中の「医療・医科学政策,ここが焦点」

7月号は
日本は麻疹の輸出国?
 …NPOサイコム・ジャパン

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●前衛 プレゼント

代表理事榎木の発言が掲載されている「前衛 2008年5月号 No.830」
http://www.jcp.or.jp/tokusyu/daigaku/080202/20080202.html

をプレゼントします。部数に限りがありますので、お早めにお申し込みください。

送付先等をお書きの上、以下まで。
enodon+postdoc@gmail.com(@を小文字に)

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■サイエンスブリッジからのお知らせ

サイコムサイエンスブリッジプロジェクトからお知らせです!近年、タンパク質製剤の開
発プロセスで哺乳類細胞の浮遊培養系の需要が急激に増しています。今回私たちはほん分
野でよく使われる293細胞やCHO細胞を用いて細胞数、生存率、および抗体生産のモニタリ
ングを行いました。容器はスピナーフラスコに変わりよく使われるようになった三角フラ
スコと培養バッグの検証もしています。ご興味のある方は是非ご覧ください!→http://www.researchtool.jp/modules/tinyd0/
他にも抗体を効率的に分離、精製するノウハウのデータも多数そろえています!

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日本物理学会雑誌12月号別刷プレゼント
代表理事の榎木が「ポスドク問題 現状と課題」と題して、ポスドク問題の歴史から
現状、そして私見を交えて解決策を書きました。

ポスドク問題 : 現状と課題(<シリーズ>"ポスドク"問題 その6)
Career Problems of Post-Docs in Japan : an Analysis of the Present Status and a
Proposal for Possible Solutions(Network Pages for Professional Development of
Physicists)
http://157.1.40.45/cinii/servlet/QuotDisp?LOCALID=ART0008498977&DB=NELS&USELANG=jp

 解決策では、今一番言いたいことを書きました。

 私たちがなぜサイエンス・コミュニケーションと名乗っているのか、キャリア問題と
同時に科学コミュニケーションの活動をしているのかの理由が分かると思います。

 別刷を無料でご送付させていただきます。

 ご希望の方はenodon+postdoc@gmail.com(@を小文字に変えてコピーペーストしてく
ださい)までメールをお送りください。

★発送遅れが生じています。申し訳ありません。

申し込んだのに届いていない場合は、上記まで催促ください。

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●『理工系&バイオ系 失敗しない大学院進学ガイド:
              偏差値にだまされない大学院選び』

編著:NPO法人サイエンス・コミュニケーション + 日本評論社編集部
定価:2,100円(税込み)
判型:A5判
ISBN:4-535-78414-0
発刊:日本評論社(2006.11)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535784140/nposciencec0d-22/

▼重版発売中!

▼大学院進学ガイドサポートグループ
http://grad-book.g.hatena.ne.jp/

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現在参加者89名!じわりと増加中!
どうぞご加入ください。
以下のページをご覧ください。
http://grad-book.g.hatena.ne.jp/

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●SciCom News編集部員募集!

以下のページをご覧ください。
http://scicom.jp/oshirase.html#hensyu

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サイコムジャパン入会方法
以下のページをご覧ください。
http://scicom.jp/oshirase.html#associates

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●ご寄付のお願い
以下のページをご覧ください。
http://scicom.jp/oshirase.html#kifu

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■ご意見ご要望等は
office@scicom.jp
までお送り下さい。頂いたご意見にはすべて目を通しています。お返事
が遅くなり申し訳ありません。

【ひとこと編集後記】
暑い日々が続きますね。

世間はオリンピックで盛り上がっていますが、オリンピックと科学との類似点、相違点などを考えています。

榎木英介

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"NPO Science Communication News"
[SciCom News] No.255 2008年8月18日号
【発行者】榎木英介(NPO法人 Science Communication 代表理事
【編集者】深島守 立花浩司 横山雅俊 野村真未 サイコムニュース編集部
【E-Mail】 office@scicom.jp
【Web Site】 http://scicom.jp/
【事務局】〒151-0063
      東京都渋谷区富ヶ谷一丁目32番25号グリーン初波奈301 阿部方
      NPO法人サイエンス・コミュニケーション事務局
メルマガの登録解除、イベント告知依頼などは以下のページからお願いします。
 http://scicom.jp/mailmag/
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