4月23日の総会では、「大学院の内部進学者率を30%」にといったことが提案された模様。
第7回教育再生会議議事次第にいくつか資料があった。ここに、さまざまな会議(6つある)が出した大学院の改革案がまとめられているが、まあ、いろいろなことが言われている。
果たしてこれでまとまるのか、非常に不安を覚える。
そんな折、アメリカでも大学院改革の提案がなされた。それが以下。
Graduate education
The backbone of American competitiveness and Innovation
これはCouncil of Graduate Schools (CGS)という大学主体のNPO?が出したレポートだ。
まだきちんと読んでいないので、ご紹介だけにとどめるが、日本からしたらうやらましいシステムを持っているアメリカの大学院も、こうした改革の機運が高まっているわけで、彼我の差を痛感する。
ともかく、さまざまな会議がてんでばらばらに行っている提言をまとめ、ビジョンをもった大学院改革が行われることを求めたい。
願わくば、現場の院生やポスドクなどの意見も、政策に取り入れられれば嬉しい。そのためには、私たちのようなNPOも含めたさまざまな関係者が、情報収集し、意見を集約するなどすることが求められているのだろう。
いずれにせよ、まずは情報収集だ。