科学・政策と社会ニュースクリップ

科学政策や科学コミュニケーション等の情報をクリップしていきます。

メルマガ174号〜あるある、気候変動など

 先週の最も大きな話題は、気候変動の問題だろう。

●温暖化「人間が原因」、国連4次報告を正式発表
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070202it14.htm

 問題のレポートはこれ。

The Full Report (pdf)

 そして、憂慮する科学者同盟の出した報告書

Reports and Research
Atmosphere of Pressure
Political Interference in Federal Climate Science

 も、科学と政治を考えさせる話題だった。

 日本ではあるある。あるある問題は「けしからん」ですませられるものじゃない。

 科学コミュニケーターの役割は「茶々」を入れることだと思う。


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夢の諦め時

 「SPA」2007年2月6日号になかなか面白い特集があった。

 「夢のあきらめ時」を考える

 弁護士、映像作家、演劇、お笑い芸人、映画、起業、漫画家…

 研究者として成功する、というのも「夢」だろう。

 ただ、皆が成功できるわけではない…どこかで夢を諦めることが必要かも知れない。

 だとするならば、いつが「諦め時」なのだろう…

 博士の就職問題で忘れられがちなのはここだ。別の道、ノンアカデミックな道に就きましょうと言っても簡単にできるものじゃない。

 夢をどこに落とすか…落としどころを考える時間が必要だ。急に落としたら墜落する。ソフトランディングするためには、はやめはやめにキャリアを考えることが重要だ。