科学・政策と社会ニュースクリップ

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サイエンスアゴラ2006、キャリアセミナーご案内

 サイエンスアゴラ2006にて、私たちは以下の企画を開催いたします。皆様ふるってご参加ください。

 なお、サイエンスアゴラ2006のサイコムジャパン企画の概要は、こちらのページにありますでご参照ください。

I−2−3「若手理系人のためのキャリアセミナーin サイエンスアゴラ」(2006年10月19日更新)
11月26日(日)14:00-18:00
東京国際交流館4F 会議室2
主催:NPO法人サイコムジャパン

趣旨:
NPO法人サイコムジャパンでは、若手研究者や大学院生の方々を対象にキャリアアップ、キャリアチェンジに成功した若手の方の成功体験の共有や、キャリアアップ、チェンジを行う上で必要なスキルをワークショップで体験できる場をご提供します。今回は、ワークショップの紹介を中心としたオムニバス形式で開催します。ご興味のある方は振るってご参加ください。

対象とする参加者:
・ 若手理系人のキャリアパスに関心のある方
・ 実際にキャリアチェンジやアップを考えている方

参加することで期待される効果
・ 若手理系人のキャリアアップ・チェンジの成功体験が共有できます
・ 各講師によるキャリアアップ・チェンジをするうえでの準備方法が共有できます
・ キャリアチェンジ・アップを目指す人的ネットワークに参加できます!

開催日時:11月26日(日)14:00-18:00

開催場所:東京国際交流館4F 会議室2

主催:NPO法人サイコムジャパン

事前申し込みは不要です

内容:
演題-1:
「現役キャリアコンサルタントによる、若手理系人の成功する就職・転職のためのポイント」
講師 堂口達大 氏

 キャプラン株式会社にて6年にわたり、バイオ・メディカルの分野を中心として転職サポートを行っています。製薬企業からバイオベンチャー、研究者から営業まで、幅広い理系人材の十人十色のキャリアと接してきました。今回は参加者の皆さんと若手理系人の就職・転職の成功体験を中心に共有したいと考えています。


演題-2:
理系人は「マインドマップ」でキャリアチェンジ・キャリアアップできる!
講師 山本伸 氏(工学博士)
名古屋大学大学院工学研究科修了。NCSU、バーゼル免疫研究所留学を経て博士号取得(遺伝子工学)。UCSDにてポスドク後、日本バイオ.ラッド入社。バイオ.ラッド社ではテクニカルサポート、マーケティングを担当後、外資系製薬会社のマーケティングとして勤務。

内容紹介

キャリアチェンジやキャリアアップは、ちょっとした心遣いと自己PR力で決まります。私が実際にキャリアチェンジ・アップできたのは、人との出会いを大切にしてきたこと(オリジナル名刺で印象づけ、面会後には手書きお礼状で驚かす)、そして面接など自己PRの場で用いる紹介ツールを「マインドマップ」で作成して相手の心を動かしてきたからです。マインドマップであらかじめ自分の経験や強み・特徴をキーワード・マッピングすることで、客観的な自己分析ができます。また、マインドマップで自己分析すると、新たな方向性が浮かび上がり、キャリアチェンジにつながる可能性があります。本セミナーでは実際に理系エンジニアや研究者でアカデミックからビジネスの世界にキャリアチェンジやキャリアアップした方の実例とともに、普通の名刺ではない、自分だけのユニークなPRマップの作り方を紹介します。

演題-3:
ベンチャーへの就職前にこれだけは知っておきたい〜「ベンチャー企業をみるポイントはズバリここ!」
講師 沖本優子 氏
みずほ証券株式会社 ポスドク生活1年、バイオ系出版社の編集者として2年、を経て現在はバイオベンチャーなどへの投資を行っています。

内容紹介

博士課程修了者や、ポスドク修士終了後の社会人経験者等、若手理系人の新たな就職先としてベンチャー企業が注目されています。しかしベンチャーへの就職を考えるならば、仕事の内容・待遇だけではなく、会社の将来性というのも考えなければなりません。研究者の眼だけでなく、ビジネスの眼をもってベンチャー企業をどのように見れば良いのかが、成功の鍵となります。日々ベンチャーを訪問し、日々ベンチャーのビジネスプランを読む生活を送っている講師が「いけてるベンチャー、いけていない?ベンチャーの特徴」についてお話します。


演題-4:
脳科学的視点と実践からみたキャリアアップ、チェンジのための戦略マップづくりとは?
講師 檀一平太 氏
食品総合研究所食認知科学ユニット研究員。NEDO産業技術研究助成事業プロジェクトリーダー。学術博士。かつての研究テーマは分子生物学、ゲノム科学研究であったが、現在は、脳科学認知心理学の領域で、食品の脳内処理過程の研究、および、そのツールとして、光トポグラフィの解析手法の標準化の研究を行っている。

内容紹介

演者がPIを努める研究グループには、演者自身も含めて、一分野一筋の純血研究者はいない(現在トレーニング中の新規参加者1名は除く)。しかし、最初から自信を持って、分野転換を実践できるわけではなく、ある程度のサポート、情報入手、そして、意識改革は必要である。それでは、いったい、キャリア展開のためには、どのようなことを行えばよいのか?脳科学的観点と実戦経験を元に、キャリア展開成功への戦略マップ作成法を紹介する。