科学・政策と社会ニュースクリップ

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元気な日本復活特別枠に関する評価会議 要望ヒアリング開始

元気な日本復活特別枠に関する評価会議 要望ヒアリングが始まった。

11月10日は文科省総務省農水省が取り上げられた。

科学技術にも関連が深い文科省の当日資料はこちら

鈴木寛、笹木 竜三両副大臣が、補足説明資料を見ながら説明を行った。教育政策担当の鈴木大臣がかなり時間を取ってしまい、科学技術政策に関しては、かなり時間がはしょられてしまった。

鈴木副大臣は、パブコメに寄せられた声を読みながら、教育予算の重要性を訴えていた。奨学金に関する部分では、学生からの声が5割を占めたという。

評価者側からは、文科省が従来枠を削って、特別枠で3倍増を狙う手法に批判が集まった。厳しい査定をせざるを得ないという声も多かった。

これに対し、大学は光熱費を削るくらい努力していると、大学側にたって反論していた。

質疑の時間のほとんどが、35人学級などの教育に使われ、大学予算を除いては、科学技術があまり取り上げられなかったのは、やや残念。時間があまりにも足りない。

今回のヒアリングでは、厳しい評価がなされるのではないかという予感は感じさせたが、実際どうなるかは読めなかった。今後の動向を注視したい。