被災地に科学書を贈るという活動を開始してしばらくたちました。
詳しくはFacebookページをご覧いただけたらと思いますが、現在様々なつてを頼って、現地の情報を収集しているところです。
まだ時期尚早という話を多方面から伺っており、現在のところ、福島県に放射線の本を贈ってから先に進んでいません。
図書館司書の方のこちらのブログには
そうして東北大学の教職員の方々に声掛けして,書籍やマンガを集め始めたのですが,一方実際の避難所に出入りしてみると,傍で思うくらい現地では,本を求めているわけではないことが分かりました。
避難所では,せいぜい子どもたちがマンガを読むくらいで,大人の方たちは生活することで精一杯の様子で,未だ読書などをする余裕はないのですね。
その様子を見て,これは一方的に本をお送りすることは慎まなくてはならないと考えました。
大量の書籍を送ることにより避難所の事務の方々に迷惑をかけること,そして避難所のスペースを食ってしまうことも問題となります。
と書かれています。現地の方々が求めていないもの贈ることは避けるべきことです。
また、民業圧迫ということも考えないといけないという指摘もあります。
阪神大震災のとき、被災地で活動した理髪店の方々は、自分たちが民業圧迫をしていることに気づき、活動をやめたそうです。
こうした状況で、活動をすすめていくにはどうすればよいか、考えています。
私は関西在住で、被災地から遠いということもあり(周囲には避難されてきた方々もいらっしゃいますが)、現地の状況がなかなか見えません。
そういう意味で、現地のNPOなどと連携するといった方法はとれないかと思っています。
たとえば他県に避難されている方など、様々な方々がいらっしゃるので、そういう方々にお贈りできないかとも考えています。
いずれにせよ、情報が必要です。どんなことでも結構ですので、私達の活動につながる情報がございましたら、ご連絡いただけますと幸いです。