本日の毎日新聞に、サイコムジャパン代表理事榎木のインタビューが掲載されている。
●科学研究不正:科学者の良心とは…不正対策で議論−−日本分子生物学会がシンポ
http://mainichi.jp/select/science/news/20071216ddm016040122000c.html
新聞紙上では、私の顔写真も掲載されている(ちょっと変な顔に写ってる…)。
言いたかったことは、ほぼ表現されているかな、と思う。記者の下桐さんが適切に受け止めてくださった。
不正をしてしまうことが、いかに社会に影響があることなのか、それを理解することが、微力ではあるが、不正の抑止力になるのではないかと考えている。
そのためには、研究者がもっと社会と接し、市民の声をきかないといけないと思う。
サイエンスカフェなどは、決して市民が科学者の声を聞くためだけじゃない、科学者が市民の感じていること、考えていることを知る機会なのだと考えている。
もちろん不正問題はこれだけで解決するわけではない。いずれにせよ科学コミュニティが中心となって動かなければならないと思う。
というわけで、このブログの主題ではないが、ご紹介まで(不正問題はこちらのブログに書いています)。