科学・政策と社会ニュースクリップ

科学政策や科学コミュニケーション等の情報をクリップしていきます。

サイエンスアゴラ2007、いよいよ来週!

 サイエンスアゴラ2007が、来週日本科学未来館近辺で行われます。

 以下、サイコムジャパンのサイエンスアゴラ2007実行委員長、横山雅俊会員のご挨拶です。

 皆様、是非お気軽にいらっしゃってください。

 早いものでもう来週末になりますが、国際研究交流大学村(日本科学未来館東京国際交流館産業技術総合研究所臨海副都心センター)にて、科学コミュニケーションの祭典・サイエンスアゴラ 2007 が開催されます。

 その実施要項は以下です。
http://scienceportal.jp/scienceagora/agora2007/

 今回も我々 SciCom はサイエンスアゴラ 2007 に参加し、3つの企画を持ちます。

・広がる草の根サイエンスコミュニケーション
  日時: 11月23日(金・祝) 11:15-12:30
  会場: 日本科学未来館 7F 会議室3
  http://www.scicom.jp/agora2007/grassroots.html

・若手理系人のためのキャリア構築セミナー
  日時: 11月25日(日) 10:00-
  会場: 東京国際交流館 3F メディアホール
  http://www.scicom.jp/agora2007/carrer.html

・本音で語るポスドク問題
  日時: 11月25日(日) 15:00-
  会場: 東京国際交流館 4F 会議室4,5
  http://www.scicom.jp/agora2007/postdoc.html

 「広がる草の根...」は、科学コミュニケーションの活動を進めていく上でのノウハウや悩みを共有するワークショップです。この企画はサイエンスカフェを考える会様の企画と連携して、科学コミュニケーションの双方向性を重視しながら、実際に活動に携わる方々を中心にオープンな議論をするセッションにします。なお、全ての方に発言いただくため、スピークアウトという手法(1分間で云いたいことや思ったことをまとめて云う方法)を取り入れます。

(「サイエンスカフェを考える会」とその企画に関しては
http://web.mac.com/koji_tachibana/iWeb/Site/Welcome.html
http://web.mac.com/koji_tachibana/iWeb/Site/Science%20Agora%202007.html
http://scienceportal.jp/scienceagora/agora2007/communication/071019.html
http://scicafe.exblog.jp/
...をご覧下さい。)

 「キャリアセミナー」は、SciCom の持ち込み企画として、昨年好評を博したワークショップを今年も(内容を若干変えて)行おうというものです。探求能力等を身に付けた若手の理系出身者(大学生や大学院生、理系学部出身者など)が主体的にその職業能力を開花させることの出来るようにとの願いを込めて、実践的な演習を行うものです。

 「ポスドク問題」は、研究問題を本音で語るシリーズの第2段として、昨年の「研究倫理問題」に続き研究者業界の社会問題を扱うトークバトルセッションです。前半はお2人の演者の方にご講演を頂き、後半はご来場の方々と登壇者の皆で、垣根を超えて本音トークで議論します。勿論、問題意識の共有と定式化、解決に向けての行動の取り方などを議論し、個々人のキャリア開拓によるミクロな解決を重視しつつも、業界全体のマクロな問題としての認識も同等以上に重視しています。

 詳しくは、
http://www.scicom.jp/agora2007/
...に“企画別の概要と案内”が、
http://scienceportal.jp/scienceagora/agora2007/communication/071018.html
...に“我々の考え方と取り組み”が、それぞれ書かれています。

 準備は徐々に進めていますが、ここで皆様にお誘いとお願いです。

・当日、是非会場でお目にかかりたいと思います。
 是非、会場にお越し頂ければと思います。
 東京から遠い方々もいらっしゃると思いますが、ご都合をつけていただければ幸甚です。

・今回の企画はどれ一つを取っても、科学コミュニケーションの異なる側面を扱う大事な企画であり、それぞれの側面は互いに直接間接の関係を持ちます。

 「自分は、こっち方面には興味がない」ではなく、相互理解を旨として、ネット上及び会場でやりとりできればと思います。それは、AAASを組織モデルとしている我々にとって、守備範囲の広さと個々の活動の深さを共に追求する上でも大事なことだからです。また、科学コミュニケーションの双方向性を考えると、相互理解は基礎とも云うべきものでもあります。いっぺんに一人が全部のことを出来なくても、お互いが何をやっているかを知り、理解することが大事なのです。

 後半は熱くなってしまいましたが、どうか宜しくお願い致します。
 いよいよ来週金曜日開幕です。是非、会場でお目にかかりましょう!