月刊テーミス11月号にこんな記事が出ていた。
「博士」の就職難・大学院の失敗は当然だ‐「大衆化」の成れの果て
ポスドク問題を概観した内容で、この問題の現状がよく分かる記事だ。さまざまなデータを引用し、非常にバランスよくまとめていると思う。
最後の結論もうなづける。
アカデミズム以外の進路を視野に大学院教育を見直し、学生の意識を変えると同時に、企業にも博士を積極的に採用することが求められる。何より、もっと両者の接点を増やし、お互いの偏見を正すことが不可欠だろう。
この記事を書かれたライターさんに敬意を払いたい。