研究成果のアウトリーチに関して、いくつか冊子などをご提供いただきました。深く感謝します。
東北大の大隅典子先生から、ニューロン新生の分子基盤と精神機能への影響の解明(CREST大隅プロジェクト)が発行したニュースレター「Brain and Mind (volume.4 2006 08)」をお送りいただきました。
ウェブではvolume.3まで読めます。
とてもきれいな冊子で科学雑誌としても秀逸だと思います。内容も決してわかりやすさに迎合することなく、研究者の生の声がたくさん掲載されているのも興味深いと思います。高校生や研究室選びに迷う大学生に手にとっていただきたいなと思いました。
京都大学の加藤和人先生からは、ゲノムひろば2006in京都のご招待状をいただきました。
常々行ってみたいとは思っていたのですが、なかなか時間がなくて…今回はお伺いできるかも知れません。
両先生には深く御礼申し上げます。
アウトリーチももはややるのはあたりまえ、質が問われる時代がきているのだと思います。その分お金もかかりますが、それは研究者コミュニティの責任だと思います。
その一方で、プロに丸投げではだめで、常に研究者の姿勢が問われます。大隅先生や加藤先生はこの分野で先進的な方々だと思いますが、もっと多くの研究者が、関心と少しのエフォートを払っていけば、だいぶ変わっていくのではないかと思っています。