神戸大学発達科学部が主宰する
サイエンスカフェ@酒心館
http://neweb.h.kobe-u.ac.jp/civilsci/cafe1.html
に行ってきたのでご報告。
小雨降る中向かったのは、酒心館という造り酒屋の中にあるホール。結構広い。
少々きつめに椅子がならべられていて、スライドプロジェクターが中央に置かれていた。講演会の雰囲気。客層はなぜかチェック柄の服を着た人が多い。いわば理系ファッション?
最初に開催の挨拶があり、次に私の東京のカフェ仲間の綾部さんがサイエンスカフェについて簡単な解説をした。
そして始まったのが松田卓也先生の「アインシュタインの相対性理論は間違っているか??」という講演。「相間さん」(相対性理論は間違っているといっている人たち)との壮絶な?闘いの歴史など、ユーモアあふれる先生の講演に笑いが絶えなかった。
その後は4つのコーナーに分かれて語らい開始。私は「神戸周辺の水と環境」に参加。少人数で質問が飛び交い、双方向コミュニケーションの醍醐味を味わえたと思う。
以下率直な感想。
酒蔵を改装したホールでのカフェは斬新な試みだと思うし、話は面白かった。
ただ、椅子を並べての講演会形式は、カフェとはちょっと違うようにも思った。また、広い部屋に4箇所に分かれて話をするのは面白いが、声が混じって聞きづらい。
そのほか、講師が「誕生席」に座って、遠くの人が参加しづらい雰囲気があったりとか、「カフェ」といいつつ、ドリンクのコーナーに長い列ができて飲み物を手に入れられなかったりと、気になる点もあった。
けれど、これらは神戸にサイエンスカフェを根付かせるという試みの価値を低めることはないだろう。修正すべき点は次回以降に修正してほしい。
今後神戸各地でカフェ活動を行うという。今後に注目していきたいと思う。