こんな記事をみつけた。
日経新聞9月19日付朝刊科学面
ニッポンの博士量産の時代上 研究職離れ新天地で開花
活躍の場、商社・VBにも
任期付き雇用の博士号取得者 進路支援の仕組み必要
TLOや弁理士、理科の先生を紹介している。博士の進路問題について以前から取り組んでいた私たちにとっては、時代が変わったなあという気がする。
私たちは前身の研究問題メーリングリスト時代の2000年に
第一回研究問題メーリングリスト・シンポジウム
「広がりつつある理工系出身者の活躍の場」
http://scicom.jp/research/sympo.html
を開催しているし、
平成15・16年度科学技術振興調整費(科学技術政策提言)
研究者のノンアカデミック・キャリアパス
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu2/shiryo/05082201/004_3.htm
にも参加して議論を重ねてきた。博士の就職問題が幅広く語られるようになってきたのは、好ましい状況のように思える。9月19日号のメールマガジンにも、
●若手研究者と大学発VBが「お見合い」フォーラム
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/28811.html
▼近畿経済産業局
「大学発ベンチャーと研究人材の 出会いの場の構築」
−大学発ベンチャーの即戦力となる研究人材確保を目指して−
−研究者の多様なキャリアパスの確立を目指して−
http://www.kansai.meti.go.jp/2giki/network/tyousa/jinzaityousa.htm
▼「大学発ベンチャーと研究人材の マッチングフォーラム」
http://www.kansai.meti.go.jp/2giki/network/tyousa/jinzaimating.htm
●文部科学省、ポスドク対策に本腰 7.5億円要求で大型プロ立ち上げへ
http://biotech.nikkeibp.co.jp/bionewsn/detail.jsp?id=20031988&newsid=SPC2005091234382&pg_nm=4&sai1=0&new1=0&news1=1&icate=0
といった記事を紹介した。
ただ、私たちも繰り返し述べてきたように、
「こだわりを捨てれば、新しい可能性がひろがる」(上記記事)。
博士自身の意識改革が急務だろう。
サイコムジャパンとしては、そのあたりを中心に情報提供していきたい。
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■ 博士量産の弊害? 昔から分かってるサw
http://blog.goo.ne.jp/jun_sasaki_2000/e/81d908537461fefa5b4546f5b15c03f4