科学・政策と社会ニュースクリップ

科学政策や科学コミュニケーション等の情報をクリップしていきます。

科学コミュニケーション

何が出来るか、何をすべきか

まずお知らせを。メールマガジン Science Communication News No.391 2011年3月28日号(3005部)発行しました(Vol.1、Vol.2)。震災関連情報を中心に、通常より少なめですが、科学技術政策関連のニュースも掲載しました。巻頭言は、日本学術会議若手アカデ…

科学コミュニティは今何をしているか

数日前のブログで、今はまず市民としてできることを、と書きました。その状況はまだ変わっていませんが、原発事故もあり、様々なことが同時に起こっています。 こうした中、科学コミュニティ、あるいはサイエンス・コミュニケーションは何をしているのか、何…

東北関東大震災に際し

マグニチュード9.0…我々が誰も経験したことのない、予想をはるかに超えた未曾有の災害に対し、被災された皆様に心からお見舞い申し上げると同時に、一人でも多くの方が救出されることを望みます。 こんな時、私達は、科学コミュニティは何ができるでしょ…

科学コミュニケーションへの期待に応えるために

科学コミュニケーションに対する期待が高まっているのを感じる。 昨年の「事業仕分け」の際、多くの研究者が、社会や政治とのコミュニケーションをあまり考えてこなかったことに気づき、科学コミュニケーションが重要だという声が、研究者自身から聞かれるよ…

日本生態学会での発表資料

日にちは前後するが、3月19日、日本生態学会で講演させていただいた。 翌日にあった科学技術担当大臣での発表で言いきれなかったことを取り入れた発表になった。 以下資料。100322 生態学会 若手研究者のキャリア問題改変バージョンView more presentations …

「新しい公共をつくる市民キャビネット」科学・技術と社会部会が発足

新しい公共を作る市民キャビネットの発足については以前触れたが、このたび、科学・技術と社会部会が発足した。 私が参加している2団体(サイエンス・サポート・アソシエーションおよびNPO法人サイエンス・コミュニケーション)も参加することになった。 残…

研究は大学だけのものじゃない〜twitterで考えた

最近はtwitterでいろいろな方と交流するのがとても刺激なのですが、今日も刺激を受けました。 ポスドクや博士経験者が「政府から独立した科学者集団」「科学研究に共感をもちながらも、これを突き放した中立的な視点から科学論文を読みとく読み手」になれば…

大学の広報ミーティング報告、宇宙基本法=メルマガ243号目次

昨日発行のメルマガの読みどころなどを。 Editorialでは、先日行われたサイコムジャパン主催「大学の広報を考えるクローズドミーティング」の報告を書きました。 このメールの文末にも引用します。 大きいニュースといえば、宇宙基本法の成立です。…

コメントありがとうございます

メールがまだ届いていないので、また、コメント欄にも書き込めなかったので、トラックバックで御礼申し上げます。サイコムの榎木さんから連絡がありましたありがとうございます。メールマガジンサイコムニュースにてご紹介させていただきます。毎週月曜朝6時…

「科学技術広報研究会」立ち上がる

本日、岡本真さんのメールマガジンARGを読んでいたら、「科学技術広報研究会」が立ち上がったことを知りました。 情報があまりないのですが、非常に興味があります。 というのも、私たちは最近研究機関の広報の担当の方からのコンタクトをいただくようになり…

芸術駆使、科学を伝える

本日(2007年12月20日)の日本経済新聞「波頭旗頭」という記事です。 建築家の松川昌平氏(33)、サイエンス・アーティスト奈良島知行氏(57)、和歌山大学尾久土正己氏(46)が紹介されています。 松川氏は理化学研究所の脳科学者、深井朋樹氏(49…

日本科学未来館 科学コミュニケーター研修プログラムのご紹介

以下のご案内をいただきましたのでご紹介させていただきます。 どうぞよろしく御願いいたします。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 日本科学未来館 科学コミュニケーター研修プログラムのご紹介日…

広がる草の根サイエンス・コミュニケーション報告

サイエンスアゴラ2007にて「広がる草の根サイエンス・コミュニケーション」というワークショップを開催したので、簡単なご報告第一弾をします。 正直言って時間が短かった。 実はもっと時間を長くとっていたのですが、われわれのイベントと完全に合致す…

サイエンスアゴラ2007サイコムジャパン企画ご案内

サイエンスアゴラ2007という行事が、来週日本科学未来館近辺で行われます。 以下、サイコムジャパンのサイエンスアゴラ2007実行委員長、横山雅俊会員のご挨拶です。 皆様、是非お気軽にいらっしゃってください。 早いものでもう来週末になりますが、国際研究…

サイエンスアゴラ2007企画 広がる草の根サイエンス・コミュニケーション参加者募集!

もう既に募集を開始しているのですが、私たちサイエンス・コミュニケーションは、サイエンスアゴラ2007に今年も参加いたします。 サイエンスアゴラ2007・サイコムジャパン企画「広がる草の根サイエンスコミュニケーション」2007年11月23日 11時15分から12時…

AAASの研究会報告

「『科学技術コミュニケーション』第2号 6月に行われたサイコムジャパンの研究会の様子が小特集にまとめられています。私の項では、このブログでも書いてきました、私たちがなぜAAAS(全米科学振興協会)に注目するのかをまとめました。 ぜひお読みくだ…

理化学研究所CDBでサイエンス・コミュニケーター募集

理化学研究所の発生再生研がサイエンス・コミュニケーターを募集しています!ご紹介まで。詳しくは研究所のサイトをみてください。広報・国際化室 (所属長:ダグラス シップ) サイエンス・コミュニケーターを募集いたします。■ 研究内容: 当室は、当センタ…

科学コミュニケーション活動を強化

サイコムジャパンといっても多彩な側面があり、私はどちらかというと、若手研究者のキャリア問題に取り組んできました。 もちろん、女子高生春の学校に参加したり、と、多少はいわゆる「サイエンス・コミュニケーター」の現場での活動もあるのですが、そちら…

あらためて、第3回政策研究会「AAASとサイエンス・コミュニケーションの未来」ご案内

メールマガジンでは既にご紹介し続けていたので、ご存知かとは思いますが、以下の要領で政策勉強会を開催いたします。 どうぞ皆様ふるってご参加ください。 なお、事前申し込みは不要です。 以下転載歓迎です。 ●NPO法人サイエンス・コミュニケーション 第3…

エドワードジョーンズ博士

以下の記事をいただきましたので、ご紹介させていただきます。 Dr. Edward A. Jones is the contracted program coordinator of the Japan Fulbright Memorial Fund Master Teacher Program. He is actively working to coordinate science education and th…

女子高生春の学校に参加しました

先日、ジュニア科学塾2007in関西 女子高生春の学校に、スタッフの一員として参加してきました。 この春の学校は、文部科学省女子中高生理系進路選択支援事業のひとつで、NPO法人科学と市民社会のコミュニケーションが受託したものです。 私は、この学校…

研究ニュースクリップの移籍と今後の運営

2003年から3年余り運営してきました研究ニュースクリップを、こちらのブログに移籍させようと思います。接続も悪いですし、いろいろ使い勝手が悪いので…ただ、急に移すのも問題があるので、徐々に移行します。あちらのブログも一日数百アクセスありますし。…

科学コミュニケーターSNS

誰か科学コミュニケーター向けのSNSを作ってくれないかなあ、ちょっと前から思っている。さまざまな団体、個人が参加して、いろいろなイベントをやったり、活動の場を探したり、スタッフを募集したり…mixiもいいけれど、もうちょっと特化して、就職や仕事の…

注目の総合科学技術会議報告書

第62回総合科学技術技術会議の中で出された以下の報告書は注目に値する。●科学技術の振興及び成果の社会への還元に向けた制度改革について(案) いろいろな論点があり、さまざまな報道がなされているが、1点だけ引用する。?研究者コミュニティにおける理解…

科学コミュニケーション

●サイエンスアゴラ:科学コミュニケーター集結 http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/archive/news/2006/11/20061108ddm016040048000c.html●女子の理系進学支援:「楽しさ」「魅力」発信 http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/archive/new…

お送りいただいたものなど〜感謝です

研究成果のアウトリーチに関して、いくつか冊子などをご提供いただきました。深く感謝します。 東北大の大隅典子先生から、ニューロン新生の分子基盤と精神機能への影響の解明(CREST大隅プロジェクト)が発行したニュースレター「Brain and Mind (volume.4 …

科学コミュニケーションニュース

●講演:「本気でやればできる」 ノーベル賞受賞の小柴さん、徳島大で /徳島 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061103-00000233-mailo-l36

サイエンスアゴラ2006!

ようやくプレスリリース。 『サイエンスアゴラ2006』開催について 〜科学と社会をつなぐ広場をつくる〜 私たちも協力団体として名をつらねている「サイエンスアゴラ」というイベントが11月末に開催される。 私たちは1)キャリアチェンジセミナーの開催…

科学コミュニケーションの指南書

今科学技術政策とNPOというテーマの文章を書いている。 その中で見つけたページ。File No. 152-002 “科学コミュニケーション-科学者のための指南書” "Communicating Science - a scientist's survival kit" 欧州連合: 欧州委員会研究総局; 2006年 5月29日 …

科学コミュニケーションが目指すべきもの

大学院進学ガイド本編集が佳境を迎えている。執筆協力者の方にメールを出したり、いろいろやることがある。 ようやく見えてきた感じがする。素人が本を作ることの果てしない厳しさ。けれど本を作ることの面白さも感じた。 さて、7月31日の朝日新聞に平川幸秀…