科学・政策と社会ニュースクリップ

科学政策や科学コミュニケーション等の情報をクリップしていきます。

2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

1月24日〜30日までのニュースピックアップ

★「新成長戦略実現2011」の概要 http://www.kantei.go.jp/jp/kakugikettei/2011/gaiyo_shinseicho2011.pdf「新成長戦略実現2011」について(閣議決定)[PDF] http://www.kantei.go.jp/jp/kakugikettei/2011/shinseicho2011.pdf以下一部のみ抜粋。 大学間…

最先端・次世代研究開発支援プログラム・騒動から何を学ぶべきか

最先端研究開発支援プログラム、課題決定遅れに対する反応最先端・次世代研究開発支援プログラムの「若手・女性研究者等を対象とした支援策」課題決定が遅れていた問題が解決したようだ。1月28日付の科学新聞によると、1月20日に次世代プログラム運営会議が…

最先端・次世代研究開発支援プログラム、方針公表

内閣府が1月26日付で以下の文章を公表した。最先端・次世代研究開発支援プログラム公募・選定等の方針 平成22年3月15日 平成23年1月25日改定 総合科学技術会議 次世代プログラム運営会議追加されたのは以下。 6.追加事項 以下の事項を追加する。 (1…

大学院はどうなる?

大学分科会(第94回) 配付資料(2011年1月19日)の中に 資料2 グローバル化社会の大学院教育(答申案)〜世界の多様な分野で大学院修了者が活躍するために〜 (PDF:1635KB) が含まれていた。博士課程も含めた大学院のあり方に対する答申であり、重…

2011年1月第3週ニュース

★就職難をめぐる状況 非常に厳しい状況になっています。平成22年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(平成22年12月1日現在)〜大学卒業予定者の内定率は過去最低の水準〜 http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000010f10.htmlこれに対し、政府も様々…

政府は情報公開を

すでにお伝えしているとおり、最先端・次世代研究開発支援プログラムの若手・女性研究者等を対象とした支援策の決定が遅れ続けている。日経BTJ記事「【特別無料公開】若手期待の最先端・次世代研究開発支援プログラム、採択者の年度内決定に暗雲、和田政務官…

科学技術担当政務官の交代

最先端研究開発支援プログラムに関して、新たな情報が飛び込んできた。科学技術担当の政務官が交代したいという。阿久津幸彦衆議院議員のページ 2011年1月20日 政務官再任 お陰様で内閣府大臣政務官に再任されました。今度は職務範囲が科学技術や省エネ、宇…

最先端研究開発支援プログラム、課題決定遅れる理由

最先端研究開発支援プログラムの、若手・女性研究者等を対象とした支援策に関して、採択課題決定が遅れている。昨年末サイエンスポータルが「遅れる若手・女性研究者対象の研究開発支援課題決定 」という記事を出したが、最近その理由が明らかになってきた。…

1月11日から16日までの科学技術政策ニュース

★管改造内閣発足菅第二次改造内閣閣僚名簿 http://www.kantei.go.jp/jp/kan/meibo/daijin/index.html科学技術担当大臣は玄葉氏になりました。菅第二次改造内閣閣僚記者会見「高木義明大臣」 http://www.youtube.com/user/kanteijp#p/u/11/8dkMZpRg7Mw菅二次…

内向き志向を超えて

先週号の巻頭言 「内向き志向」の欺瞞 に様々な反応をいただいた。現時点でブックマークが150以上ついている。 この問題は社会的にも関心があるようで、今週一週間だけでも、以下のような記事がみられた。 産学官連携ジャーナル 2011年1月号 巻頭言 金…

「若者は内向き」の欺瞞

正直いってもうんざりだ。 何のことかというと、昨今声高に唱えられている「若者は内向き志向」のことだ。 いつごろからだろう。これが言われ始めたのが… いろいろなデータが、外国に留学する学生や若手研究者の減少を伝えている。これに対して「最近の若者…

1月第2週 第4期科学技術基本計画のパブコメ意見の反映など

★「「科学技術に関する基本政策について」へのご意見募集(平成22年10月18日〜11月8日)」の結果概要、「いただいたご意見への対応について」第4期基本計画に対する意見がどのように反映されたかがわかります。意見数は974件。このメルマガの発行数より少なか…

2010年12月最終週ニュース

年末年始ということで、あまりニュースはありませんでした。以下気になった記事を。★Communication: a responsibility of all scientists★IBM、今後5年間で人々の生活を一変させる5つのイノベーションを発表 5年後には、「市民科学者(citizen scientist)」…

2011年に向けて

2011年の第一号ということで、科学技術政策に関して昨年を振り返り、今年の展望を考えてみたい。 一昨年の政権交代から、科学技術政策の風景は大きく変わった。変わったというより、見えるようになったというのが正気なところだろうか。 みなさんも気づかれ…