科学・政策と社会ニュースクリップ

科学政策や科学コミュニケーション等の情報をクリップしていきます。

2007-01-01から1年間の記事一覧

研究評価出る

福田総理を迎えての総合科学技術会議が開催された。 以下報道。現時点ではウェブサイトには出ていない。科学技術予算10件「見直し必要」…政府が優先度判定最優先は脳研究など6件 08年度の科学技術事業予算 文部科学省の「脳科学研究戦略推進プログラム…

メルマガ212号目次〜ワトソン博士失言問題、原発裁判

メルマガ212号の目次をお届けします。 ワトソン博士の失言問題はまだ尾をひいていますね。 浜岡原発運転停止裁判ですが、原告被告とも地震学者などを証人として出すなど、科学が問われた裁判でもありました。 秋の新刊本もいくつかご紹介しています。※SciCom…

渡海紀三朗大臣の挨拶より

第168回国会 文部科学委員会 第1号(平成19年10月19日(金曜日))にて、渡海文部大臣が挨拶をしています。 そこから一部抜粋します。 少子高齢化、人口減少、グローバル化といった劇的な社会の構造変化の中で、我が国全体が安定した成長を続けるかぎとなる…

Natureの記事

Natureが日本のポスドク問題を解説する記事を掲載しています。Scientists to spare とりあえずご紹介まで。感想などをお聞かせください。

ワトソン博士の失言など〜メルマガ211号

メールマガジンの目次をご紹介します。 Editorialでは、10月18日に開催された日本学術会議主催のポスドクシンポジウムの様子を掲載しました。 今号では、ワトソン博士の発言が話題を呼びました。 産総研の「ずさん」管理も話題に。 ※SciCom NewsはNPO法人サ…

一部で既に話題の本 高学歴ワーキングプア

高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書)作者: 水月昭道出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/10/16メディア: 新書購入: 9人 クリック: 324回この商品を含むブログ (231件) を見る 主に文系の問題を扱った本。まだざっと目…

経団連の提言

「希望の国、日本」の実現に向けて 〜監査懇話会における御手洗会長講演〜 イノベーションと科学技術基本計画についても触れられている。以下引用。 イノベーションの推進 さて、日本型成長モデルの確立に向けた、一番目のポイントは、科学技術を中心とする…

ノーベル賞議論沸騰〜メルマガ210号

ノーベル賞はさまざまな話題を提供しました。ゴア氏の受賞は、ノーベル財団のもくろみどおり、議論を巻き起こしています。 科学がスポットライトを浴びる一週間は終わりです。この熱を日ごろの科学報道につなげられればいいのですが…※SciCom NewsはNPO法人サ…

サイエンスアゴラ2007企画 広がる草の根サイエンス・コミュニケーション参加者募集!

もう既に募集を開始しているのですが、私たちサイエンス・コミュニケーションは、サイエンスアゴラ2007に今年も参加いたします。 サイエンスアゴラ2007・サイコムジャパン企画「広がる草の根サイエンスコミュニケーション」2007年11月23日 11時15分から12時…

209号目次〜スプートニクから50年ほか

今朝発行のメルマガの読みどころなどを。 科学史的に言えば、旧ソ連がスプートニク1号を打ち上げて、4日で50年。欧米の科学誌がと特集している。 日本では、月探査衛星が月の周回軌道に入った。 空の話が話題だが、ドメスティックな話題で言えば、国立大学法…

ポスドク問題新資料

科学技術政策研究所から。 調査資料-103 博士号取得者の就業構造に関する日米比較の試み - キャリアパスの多様化を促進するために - 調査資料-133 大学、公的研究所における研究者公募の現状 ご紹介まで。

サイエンスアゴラ2007企画 本音で語るポスドク問題開催!

私たちNPO法人サイエンス・コミュニケーションは、サイエンスアゴラ2007に参加いたします。 サイエンスアゴラ2007・サイコムジャパン企画に各種企画をまとめました。 そのうちの一つ、「本音で語るポスドク問題」の参加者を今募集しています。「本音で語…

大学教授市場

[高等教育シリーズ] 日本の大学教授市場 (高等教育シリーズ 142)作者: 山野井敦徳出版社/メーカー: 玉川大学出版部発売日: 2007/09/30メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る 先月出た新刊。大学教授の「市場」について、歴史を追…

代表質問から〜科学政策抜粋

衆参両院で、福田首相の所信表明に対する代表質問が行われた。 ここで科学政策に関連する部分を抜き出してみたい。なお、答弁内容については、日本経済新聞10月5日朝刊を参考にした。 まず、公明党の太田代表の質問と、首相の答弁から。太田氏 高等教育の今…

博士売り込み大作戦

朝日の記事。 「博士売り込み大作戦 就職応援の催し、各地で」。 早稲田大の化学系ポスドクへの期待、応用物理学会の博士後のキャリアを考える、日本化学会の博士セミナー、そして日本物理学会のキャリア支援センターが紹介されている。 こうした取り組みが…

日本物理学会の取り組み

下の記事でご紹介した日本物理学会のキャリア支援センターが、ポスドクに関するアンケート調査を開始している。 研究者のキャリア支援に関する調査 日本物理学会、並びに国立教育政策研究所では、物理学を専攻する研究者、ポスドク・博士課程在籍者の方々を…

メルマガ208号目次〜JST廃止とサイエンスアゴラ2007

メルマガ208号の目次をお届けいたします。 先週はJSTの廃止という衝撃的なニュースが飛び交いました。まだ詳細はよく分からないのですが、日本学術振興会との統一がはかられるのでしょうか?続報を待ちたいと思います。 そのJSTが主催するサイエンスア…

渡海紀三朗新文部科学大臣

旧聞に属するが、渡海紀三朗議員が文部科学大臣に就任した。ホームページから、科学技術への接点を探る。 渡海氏は、名門姫路西高卒で、早稲田大学理工学部建築学科を出ている。理系出身の大臣は珍しい。 経歴をみると 1992(H4)年12月〜1993(H5)年6月 科学技…

福田総理の所信表明演説

福田総理の所信表明演説から、科学技術政策に関連した部分をピックアップする。 (国民の安全・安心を重視する政治への転換) 毎日の食卓の安全・安心は、暮らしの基本です。消費者の立場に立った行政により、食品の安全・安心を守るため、正しい食品表示を…

サイコムジャパン活動報告マインドマップ

画像の確認 現在明後日に迫った通常社員総会の資料を作っています。 その過程で、マインドマップという型式で、この一年の活動をまとめてみました。 本当のマインドマップとは違うとは思いますが、まとめる過程で自分たちの活動を振り返ることが出来ました。…

JSTが廃止される…

衝撃的なニュースが駆け巡っています。 科学技術振興機構(通称JST)が廃止の方向で検討されているそうです。 一つの記事しか見つけられませんでしたが、産経新聞のニュースから。 「2独法廃止・民営化3・統合方針11 行革相「見直し全力で」」 記事によれ…

日経BTJジャーナルにてマニフェスト比較公開

先ほど発行されたウェブマガジン、日経BTJジャーナル9月号に、私が書いた、参院選マニフェスト比較の記事が公開された。15ページから17ページに記事が掲載されている。 こちらから9月号がダウンロードできる(pdfファイルで8メガもあるが…)。 内容は、こ…

メルマガ207号〜自民総裁選のことなど

メルマガ編集中に自民党の総裁が決まりました。 福田政権はどのような科学技術政策を行うのでしょうか?注目したいところです。 ☆男女共同参画学協会連絡会からのお知らせ☆ 「科学技術系専門職における男女共同参画実態の大規模調査」 第2回大規模アンケー…

AAASの研究会報告

「『科学技術コミュニケーション』第2号 6月に行われたサイコムジャパンの研究会の様子が小特集にまとめられています。私の項では、このブログでも書いてきました、私たちがなぜAAAS(全米科学振興協会)に注目するのかをまとめました。 ぜひお読みくだ…

自民党の新総裁が福田康夫氏に決まった。 果たして福田政権が、科学技術にどのような姿勢をみせるのだろうか。 大幅には変わらないと思いますが、とりあえず政権構想などから、科学をピックアップしてみる。自民党総裁選立候補の決意には、以下のようなこと…

理化学研究所CDBでサイエンス・コミュニケーター募集

理化学研究所の発生再生研がサイエンス・コミュニケーターを募集しています!ご紹介まで。詳しくは研究所のサイトをみてください。広報・国際化室 (所属長:ダグラス シップ) サイエンス・コミュニケーターを募集いたします。■ 研究内容: 当室は、当センタ…

科学コミュニケーション活動を強化

サイコムジャパンといっても多彩な側面があり、私はどちらかというと、若手研究者のキャリア問題に取り組んできました。 もちろん、女子高生春の学校に参加したり、と、多少はいわゆる「サイエンス・コミュニケーター」の現場での活動もあるのですが、そちら…

メルマガ206号目次〜かぐや打ち上げなど

安倍首相の退陣は科学技術政策にどのような影響を与えるのか、気になるところですが、今号の一番大きなニュースは、「かぐや」の打ち上げでしょうか。といいながら、目次に掲載してないことに気がつきましたが…※SciCom NewsはNPO法人サイエンス・コミュニケ…

AERA9月24日号で博士の就職問題

AERA 2007年9月24日号に「博士の就職力 学会も後押し」という記事が。 内容は、主に文系の博士の就職の厳しさを取り上げている。ブログ「漂流博士」の作者の方などが登場。応用物理学会の「キャリアエクスプローラーマーク」のことも。 今年はマスコミがこの…

学会などの動き、まとめ

ポスドク問題が話題になりはじめたのはいつのころだろう。 読者共作2「ポスドク1万人計画と科学技術立国」 (2001年)がその走りだろうか。この記事は、まだ私たちがNPO法人を作る前に行った投書キャンペーンの一環で、仲間の一人が書いてくれたものだ。 20…