科学・政策と社会ニュースクリップ

科学政策や科学コミュニケーション等の情報をクリップしていきます。

2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

科学コミュニケーション百年構想?

本日発行のメルマガの編集後記では、このブログに書いた「金メダルとノーベル賞」を改編して掲載した。 結構分かりにくく、冗長で誤解を招いたみたいで、いくつかご意見をいただいた。 ちょっと言い訳させていただく。 まず誤解を生んだのはこの文章。■オリ…

「欧州工科大学」構想発表ほか メルマガ125号

今号も3号編成になってしまった。 読みにくいかと思うが、集約した情報からご自身に必要な情報をピックアップして読んでいただけたらと思う。ネットをさまようよりは探しやすいだろう。 さて、今号で興味深かったのが、欧州MIT構想。人材の奪い合いが熾烈…

金メダルとノーベル賞

トリノ五輪のフィギアスケートで荒川静香選手が金メダルを取ったが、報道などによると、この金メダルは「野辺山合宿」(有望新人発掘合宿)の成果だという(以下日経新聞2月24日参照)。 1992年、伊藤みどりがアルベールビル五輪で金メダルを逃したこ…

地方でできること

わがサイコムジャパンは東京都から認可を得たNPO法人であり、事務所も東京にある(会員の方の自宅)。会員や理事も首都圏在住者が多い。 そんな中、代表理事の私が神戸に住んでいる。 実のところ、私の生活の拠点も東京にあったほうが都合がよい面は多い…

科学コミュニケーション、ドキュメントから

今の日本の科学コミュニケーションブームは勢いがある。 たとえば、今年の科学技術週間(4月)では、全国でいっせいにサイエンスカフェが開催されるという。各カフェ団体には打診がいっているようだ。 楽しみといえば楽しみだが、一方で批判の声も高まって…

科学コミュニケーションと理科

先日科学コミュニケーター若手交流会が東京で開催された。 サイコムジャパンからは立花さん、春日事務局長が出席した。詳しい内容はhttp://d.hatena.ne.jp/Membrane/20060218/p1などをご参照されたい。 私は若手の年齢はとうに超えたし(生化学若い研究者の…

阪大処分、中教審理科充実、米農務省報告書ほか〜メルマガ124号

明日発行のメールマガジンも3部になってしまった。 長くなって申し訳なく思うが、ピックアップしたり斜め読みしたり、すべてを読む必要はないので、自由に読んでいただけたらと思う。ちょっと配置を変更して、No.3にイベント、編集後記、サイコムジャパ…

科学コミュニケーションを考えた2日間

2月14〜15日にかけて、東京方面に出張してきましたので、ご報告させていただきます。1)2月14日総合研究大学院大学 科学コミュニケーターワークショップに立花会員とともに参加してきました。 立花さんは前日より懇親会も含めてご参加だったのですが、私…

クローディンの物語

12月に52歳で膵臓がんで亡くなった京大の月田承一郎先生の遺作。小さな小さなクローディン発見物語―若い研究者へ遺すメッセージ 現役研究者がつい最近までの研究を振り返るという稀有な本。研究と同時に、人生も振り返っている。灘高のころの話とか、東大理3…

アメリカ科学予算、明暗分かれるほか〜メルマガ123号

2月13日号のメルマガ完成。今号は3部に分かれてしまった。長くなってすみません。 アメリカの科学予算に明暗が分かれたこと、科学の不正問題がさまざまな媒体で議論されていることなどが目玉となるか。 イベントも科学コミュニケーションからみ※SciCom News…

ポスドク問題とは何か

今朝発行のメルマガを転載する。【揺れるポスドク〜ポスドク問題とは何か】 ■二週連続でポスドク問題(含博士の就職問題)について考える。■ポスドクや博士の就職問題をどう捉えるか…私は過去数年に渡り、この問題を考え てきたが、正直言ってしまえば、発言…

動き始めた不正防止〜メルマガ122号

122号は研究の不正問題やブッシュ大統領の一般教書演説が注目記事だろう。 多比良教授の問題は外国のメディアでも報道されている。編集後記ではポスドク問題は雇用問題だと書いた。★発行部数 1755部(2月5日現在) まぐまぐ1603部+melma!152部