科学・政策と社会ニュースクリップ

科学政策や科学コミュニケーション等の情報をクリップしていきます。

2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ねつ造問題余波続く 社会の目はより厳しく〜メルマガ121号

メールマガジン121号の発行予約が終わった。 今週号の目玉記事は、やはり捏造問題。多比良東大教授の問題は調査報告書がまとめられそうだが、不正防止に向けて政府も動き出した。 世論は科学者に厳しい目を向けている。 編集後記は、ポスドク問題について、…

ポスドクをどうするか

こんなニュースが飛び込んできた。文部科学省のポスドク救済事業、内示額は要求額の約半分に ホームページの作成やイベントの開催は効果がないとされたそうだ。 このポスドク事業には、各方面から懸念や不安が表明されている。サイコムジャパンの理事の奥井…

黄教授問題は収束か 脊椎混入牛肉禁輸 多比良教授問題ほか メルマガ120号

週末飛び込んできた牛肉危険部位混入問題は驚きだった。ほかようやく下火になりつつある黄教授の問題に変わり、東大多比良教授はクロとほぼ断定された。 本は「日本の科学/技術はどこへいくのか」(岩波書店)ほか多数を取り上げる。 以下120号目次。※SciCom…

おまけにiPodは許されるのか

ここ数ヶ月、サイコムジャパン関連のメーリングリストで話題になっていることがある。 とあるバイオ系会社(具体的にはこちら)が、キャンペーンと称して商品の購入者にiPodなどをプレゼントしている。これが果たして倫理的に許されるのか、という指摘が、物…

メルマガ119号〜科学カフェはねつ造問題を取り上げろ?!

メールマガジンの編集が終わった。 編集後記では、ねつ造を科学者および科学コミュニケーターの問題としてとらえ、ねつ造問題をカフェなどで取り上げたほうがいいかも、と書いた。皆さんいかがですか?★発行部数 1710部(1月15日現在) まぐまぐ1559部+melm…

現場知

昨日もNHKスペシャルを見たわけだが、やはり医療現場と患者の間に大きな溝が存在しているのを実感した。 昨日の番組では、ホスピスがあたかも医療の敗北、好ましくないところとして描かれていた。 「死は敗北ではない」というのが昨今の流れかと思ってい…

黄教授問題も終結間近か〜メルマガ118号

明日朝発行のメールマガジンがほぼ完成した。 黄教授問題はまだ加熱しているが、そろそろ報道も下火になってきた。 まだ正月明け間もないということで、ニュース量も少ないが、女性研究者の復帰に対する支援や、総合科学技術会議の議事録など、重要なニュー…

医師と患者とコミュニケーション

NHKスペシャル「日本のがん医療を問うII」を見る。 医療の質の標準化は皆同意する。問題は医療政策にいかに患者の声を取り入れるべきかということか。 「効く薬があるのにどうして処方してくれないんだ」 という強い声は分かる。ただ、同じ治療でも効く…

ニュースに休みなし〜今年もいきますメールマガジン

新年おめでとうございます。 今年も休みなくメールマガジン発行いたします。明日2日(月曜)発行予定のメルマガの目次です。 黄教授の問題は佳境をむかえていますが、日本の捏造事件も処分間近のようです。 新年から多彩なニュースを集めました。 ※SciCom Ne…